子どもがつく嘘の種類と嘘をついてしまう5つの原因

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

息子が何気なくついてしまった嘘

親のわたしが言うのも何ですが、もうすぐ6歳になる息子は基本的に良い子です。

幼稚園でお友だちが1人でいると「いっしょにあそぼう。」と誘ったり、先生が園児たちに難し目の質問をすると、積極的に答えてリードしているそうです。

恐らくパパとわたしの血が濃い子です( ・´ー・`)

反対に3歳の娘は自由奔放に生きています。彼女の感性は、

「俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの。」

です。お友達が持ってきたおもちゃを積極的に自分のものだと言い張り、手(足)も出します。

恐らくわたしの妹の血が混じっています。

そんな兄妹がケンカをすると妹は殴る蹴る、兄は防御に徹します。が、やっぱりイライラしますよね。おりゃー、と妹を突き飛ばし泣かせてしまいました。

傍目に見ても娘が悪い……。でも、娘が突き飛ばされて頭をぶつけて泣いているのも事実……。

私「なんで、◯ちゃんを突き飛ばしちゃったの?」
息「突き飛ばしてないよ。◯ちゃんが自分で転んだんだよ。」

あー、せっかく息子の擁護をしようとしていたのに……。問題が2つになってしまった。

さて、息子が嘘をついてしまったのは良くないことだと思います。でも、結果突き飛ばされる原因を作っているのは娘です。

こんなときどうしますか?

5つの嘘の種類

人は1日に200回嘘をつくだとか、1年で1000回嘘をつくなど諸説ありますが、どちらにしても生きている限り嘘をつき続けていることは間違いありません。

じゃあ、息子が嘘をついたことは問題がないかというとそうではありません。嘘の種類は5つにわかれるそうですが、子どもがつく嘘はどれに当たるでしょう。

嘘の種類1.自分本位な嘘

自分の利益のために相手を騙したり、自分の立場を有利にするためにつく嘘です。詐欺もこの嘘になりますね。

嘘の種類2.誹謗中傷の嘘

他人を傷つけたり、陥れるためにつく嘘です。自分が嫌いな人の立場を悪くするために、ありもしない噂を流すのはこの嘘ですね。

嘘の種類3.自己拡大の嘘

自分を大きく見せたり、注目をして欲しくてつく嘘です。「わたしモテるんだー。」「あの有名人と知り合いなのー。」と言うことで自分を良く見せたいのはこの嘘ですね。

嘘の種類4.自己防衛の嘘

言い訳をしたり、自分を正当化するためにつく嘘です。会社に遅刻してしまった時に、寝坊とは言いづらい……「み、道に迷ったおばあさんがいまして……。」というときの嘘はこの嘘ですね。。

今回の息子の嘘はこれですね。

嘘の種類5.思いやりの嘘

周囲との関係を円滑にしたり、正直に言いづらいことをごまかすためにつく嘘です。「わたしの彼氏かっこ良くない?」「う、うん、かっこ良いね(エヘッ」というやつ。

この嘘は相手がどうすれば喜ぶか、傷つかないかを考える嘘ですが、自分の心に反している言葉が口からでるため、結果的に嘘をついたことになります。

子どもが嘘をつく原因

上の5つの嘘は、わたしが個人的に思う「悪い嘘」の順番に並んでいます。

1.自分本位な嘘
2.誹謗中傷の嘘
3.自己拡大の嘘
4.自己防衛の嘘
5.思いやりの嘘

この中で子どもがつく嘘は、「自己拡大の嘘」「自己防衛の嘘」です。たまに「思いやりの嘘」も。では、子どもたちがなぜ嘘つくのか原因をみていきます。

嘘をつく原因1.親に嫌われたくないから

ママは子育てのイライラがつい表に出てしまい、子どもを叱ることがあります。

子どもはママのイライラがわかるため、「ママに嫌われたくない。」「ママに怒られたくない。」という思いから、とっさに嘘をついてしまいます。

でも、子どもの嘘なので直ぐにバレてしまい、ママのイライラはMAX!

つい「なんで嘘をつくの!そんな子はウチの子じゃありません!」という怒り方をしてしまいます。

子どもは嫌われないために、「嘘じゃないもん!」と嘘を重ねてしまいます。

嘘をつく原因2.親のマネをするから

わたしたち大人は、嫌なことがあって暗い顔をしていると「どうしたの?何かあった?」と聞かれます。

相手に心配をかけたくない場合や関係がない場合は、「んーん、なんでもない、大丈夫だよ。」と答えます。

大人は明らかに嘘だとわかりますが、それ以上深入りはしません。が……これ……子どももわかってますよ。特に子どもはママの顔色にはとっても敏感です。

ママが「なんでもない、大丈夫。」を連発していると、子どもも何か嫌なことがあっても、「なんでもない、大丈夫。」というようになってしまいます。

嘘をつく原因3.相手に認めてもらいたいから

子どもは、羨ましいと思ったことを自分自身に照らしあわせて、願望を口にすることがあります。

たとえば、お友達がみんなが欲しがるおもちゃを持っていた場合、つい「僕も持ってる。」「わたしも買ってもらう。」と言ってしまうことがあります。

これは「◯◯だったら良いな」という気持ちが言葉になってしまっただけで、子どもは嘘と認識していなかったり、誰かを騙したいとは思っていません。

嘘をつく原因4.親を悲しませたくないから

嫌われたくないから嘘をつくことと似ていますが、たとえばいたずらをしてしまい、ママに怒られるとします。

その際に、ママの叱り方が「そんなことするなんてママ悲しいよ。」というものだった場合、子どもは自分がした行為でママを悲しませていると認識します。

ママを悲しませてしまうことに罪悪感を感じ、つい「僕はやってないよ。」と嘘をついてしまいます。子どもなりの優しさの一種と考えても良いですね。

嘘をつく原因5.嘘が悪いと感じなくなるから

親が子どもとの約束を守らなかったり、約束よりも他のものを優先することが多いと、子どもは嘘をつくことが悪いと感じなくなるかも知れません。

子どもは「仕方がない」と妥協する感情を知りません。

そのため、パパが「今度の日曜にサッカーしよう。」と軽口で言ってしまうと、たとえ仕事でできなくなったとしても、「パパはサッカーしようって言ってたのに……。」という悲しい気持ちに区切りがつけられません。

パパは決して嘘をつきたいわけではないのですが、子どもは”約束”を守らなくても良いと学習してしまう可能性があるんです。

嘘をつく原因おまけ.妄想しているから

小さな子どもは、テレビや映画や絵本と現実世界の区別がつきません。

そのため、ミッキーはアニメのまんまで存在しますし、サンタクロースや節分の鬼もお家にやってきます。

もちろん子どもたち自身もその世界に入り込むことができます。「おれキョウリュウジャーと話できるんだぜー。」とよくわからないことを言ってるのを聞いて、大いに笑わせてもらいました。

これは嘘ではなく、子どもたちにとっては現実です。そのうち言わなくなるので「外では変なこと言わないの。」とは言わないであげてください。

もし子どもが嘘をついてしまったら

私たち大人は日々(心に)嘘をついているにもかかわらず、子どもたちが嘘をつくことを嫌います。

なぜなら、私たちが普段意識している嘘とは、人を騙したり、自分の利益のために相手を陥れることだからです。

また、子どもが純粋で素直で可愛い存在だと思い込んでいるので、ちょっとしたことでも嘘をつくことが許せないんです。

でも、ママは嘘を頭ごなしにダメだと言うのではなく、どんな嘘をどんな理由でついてしまっているかを見極めてあげましょう。

子どもたちがつく嘘の原因を理解できれば、きっとその原因を優しくフォローできるはずです。子どもが嘘をついたときの対処法は以下をご参考に。

子どもの嘘の対処法1.嘘の前に自分がしたことを意識させる
子どもの嘘の対処法2.嘘ではなく行動に対してビシっと叱る
子どもの嘘の対処法3.悪いことをしてしまった理由を聞く
子どもの嘘の対処法4.嘘を認めた時は褒める

子どもが嘘をついてごまかしたときの対処法と叱り方

ちなみに、早い子は2歳から嘘をつき始めますが、脳科学的に見ると頭が良い証拠だそうです。なので、もし子どもが初めて嘘をついたら、「嘘ついちゃダメ!」の前に「嘘ついた!よし、頭の良い子だ。」と思うようにしましょう。

そして、その後に優しく原因を理解してあげるようにしましょう。

ちなみに、うちの場合は息子も娘もパパに叱られるのが嫌で嘘をつきます。もちろん、優しく理由も聞いた上でフォローするようにしていますが、頑なに嘘をつき続けると大きなカミナリが落ちます。

なので、「パパもちゃんと理由が言える子は素直だねってほめてくれるし、怒ったりしないよ。」と言うと少し落ち着きます。

雷を落とすパパの方があとで凹んでしまうので、パパのためにもあんまり変な嘘つくなよ!

記事のURLとタイトルをコピー