4-5歳で赤ちゃん言葉…子どもの言葉の発達が遅い7つの原因

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4-5歳になっても赤ちゃん言葉を使う子

初めて子どもに言葉を教えるときに、赤ちゃん言葉を教えることを嫌がるママがいます。これは、赤ちゃん言葉で言葉を教えてしまうと、2・3・4歳で言葉の置き換えをするときに苦労をするためですね。

それは全く構わないことですが、個人的には「えー、可愛いのに……もったいない……。」と思ってしまいます(^_^;)

赤ちゃん言葉を使った方が子どもの方が語彙力が多くなるという研究結果もあるため、わたしは積極的に赤ちゃん言葉を使って子どもとコミュニケーションをとってきました。

赤ちゃん言葉で話しかけると発達が早い!使える赤ちゃん言葉一覧

ただし、赤ちゃん言葉が可愛くても、ずっと赤ちゃん言葉を使い続けるわけにはいきません。

娘は3歳ですが、少し赤ちゃん言葉が残っています。幼稚園での集団生活は2年目に入り、色々な子とお話しをして遊んでいますが、まだうまく発音できない言葉や赤ちゃん言葉のまま使っている言葉がたくさんあります。

今のところ、徐々に赤ちゃん言葉を置き換えていけば良いと考えていますが、5-6歳になると話は別です。なぜなら、6歳までに発音が完成する(発音の完成期)と言われているからです。

もちろんこれは1つの目安でしかありませんが、6歳になったら小学生になり、少しずつ親の手を離れていくため、「子どもが言葉で気後れしない環境を作ってあげたい……。」と思うママは多いでしょう。

そこで今回は、4-5歳になってもまだ赤ちゃん言葉が治らない子の言葉の発達が遅れている原因についてお話しをしたいと思います。

言葉の発達が遅い原因1.発音が難しい

子どもは個性によって発音が難しい言葉があります。特に「か行」「さ行」「は行」「ら行」の発音が難しいのですが、これらがミックスすると他の言葉も発音しづらくなってしまいます。

たとえば、娘は「えほん」のことを少し前まで「へよん」と言っていました。何度言い直しても「へよん」です。

マ「え」
娘「え」
マ「ほ」
娘「ほ」
マ「ん」
娘「ん」
マ「えほん」
娘「へよん」

……それでも今は何とか「えおん」まで来ました。「ママーえおんよんでぇー。」これなら何とか解読ができます。発音が難しい言葉は、何度も口に出して発音することで、少しずつ改善していきます。

言葉の発達が遅い原因2.覚え間違えている

赤ちゃん言葉には、以下のように色々な表現方法がありますが、単純に言葉を間違えて覚えている場合があります。

一般的に、発音が未熟な幼児が発音しやすい言葉、対象物が発する音や擬音語、同じ音を繰り返す言葉、動詞部分を省略した言葉などが、赤ちゃん言葉として使われます。

ただし、大人でも「同じ音を繰り返す言葉」などを使う場合があり、赤ちゃん言葉と区別がつかない言葉もあります。

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言葉の覚え間違えの代表格は、「とうもろこし」じゃないでしょうか。娘の場合は、とうもろこしではなく「とうもころし」と言います。何だか少し物騒な気がします……。あとは「チョコ」が「コチョ」これも定番ですね。

これは覚え間違えをその都度訂正していけば良いですね。言葉の間違いはとても可愛いのですが、あまり笑うと傷ついてしまう子もいるので、冷静に優しく間違いを訂正してあげてください。

言葉の発達が遅い原因3.赤ちゃん返りをしている

家庭環境にもよりますが、赤ちゃん言葉は2-3歳ごろから徐々に全体の修正が始まり、3-4歳で細かい単語の修正が行われ、5歳で大人と同じような発音や言葉に近づきます。

ところが、弟や妹ができてママがかまってあげなくなると、子どもは「赤ちゃんだったらかまってもらえる……。」と考えてしまいます。

それが子どもの赤ちゃん返りを起こし、赤ちゃん言葉を使い続ける原因になってしまいます。

子どもの赤ちゃん返りはいつまで続く?4つの原因と原因別対処法

6歳の息子は、たまに妹が先に寝てしまうとわたしのところに寄ってきて、「ママだいしゅきー。」とベタベタしてきます。

たまにであれば良いのですが、一応「ママだいしゅきー、よりもママ大好きーの方が嬉しいから、もう1回言って。」と訂正しています。

言葉の発達が遅い原因4.言葉を話す機会が少ない

子どもが言葉を話す機会が少ない場合は、話をする練習ができないため、なかなか赤ちゃん言葉が治らないことがあります。

3歳から5歳前後は、集団生活でお友だちとの会話や親子のコミュニケーションによって自我が芽生え、自分の意見を積極的に話すようになる時期です。

そのため、子どもが自発的にたくさん会話できる場所がなかったり、親子がちゃんとコミュニケーションを取らない状況を作ると、子どもの言葉の発達が遅れてしまう可能性があります。

赤ちゃん言葉がなかなか治らなかったり、自己表現が苦手な子にはママやパパが積極的に話しかけ、自発的に会話をするきっかけを作ってあげてください。

もし、子どもと会話をすることが苦手なパパ・ママは以下を参考にして、普段から積極的に子どもとコミュニケーションをとるようにしましょう。

親子で上手に話すコツは?子どもの会話を引き出す7つの方法

言葉の発達が遅い原因5.舌が上手く使えない

子どもの発音が悪い、滑舌が悪い、ろれつが回ららない、どもりが多い場合は、舌が上手く使えていない可能性があります。

子どもが舌をうまく使えないのは、舌の発達に合わせた舌の使い方に慣れていないか、何らかの原因によって舌の筋肉が弱いためです。

舌の使い方に慣れていない場合は、歌を歌ったり、舌を出したり、口を大きく開けるなど遊びを取り入れた口の運動を習慣化することで、少しずつ使い方に慣れていくと良いでしょう。

舌の筋肉が弱い場合は筋肉の硬直などの構音障害の可能性があります。その場合、専門家によるトレーニングを受ければ今よりも滑舌は良くなります。早めに歯科医師に相談をして、口腔トレーニングを始めるようにしましょう。

もし、舌の筋肉が弱いまま放置してしまうと、顎の筋肉も発達しません。顎の筋肉が発達しなければ受け口(下顎前突・反対咬合)になる可能性もあります。受け口になると、余計に発音が悪くなってしまいます。

出っ歯・受け口など不正咬合の種類と歯並びが悪い子どもの割合

言葉の発達が遅い原因6.発達障害の可能性

生まれつき赤ちゃんの脳に異常があり、それが原因で成長機能が阻害されている状態のことを発達障害と言います。

発達障害の子は、年齢とともに何らかの障害が発達の過程で現れますが、3歳ごろまではその症状がわかりづらい可能性があります。

発達障害は主に「広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)」、「学習障害(がくしゅうしょうがい)」、「注意欠陥多動性障害(ちゅういけっかんたどうせいしょうがい)」の3種類に分類されますが、全ての発達障害に言語障害の可能性を伴います。

言葉の発達が遅い原因7.構音障害の可能性

構音障害は発達障害とは違い、発音・発声をするための身体的な機能に異常があり、うまく言葉を発することができない状態を言います。構音障害は、先天性と後天性の原因があります。

先天性の構音障害は、先天性の難聴や舌や顎の筋肉の発達不足などがありますが、後天性の構音障害には以下の様な原因が考えられます。

・歯の生え変わり時期に舌で歯をいじる舌癖(ぜつへき)がつく
・中耳炎などで耳が聞こえづらく、正確な音がわからない
・舌小帯強直症によって、舌が使いづらい状態
など

一部の構音障害の症状を除けば、多くの症状がちょっとした手術や口腔トレーニングで改善できます。構音障害の身体的な原因や対処法は、以下を参考にしてください。

どもり、滑舌・発音の悪さ、言葉の遅れは病気?構音障害の原因とは

赤ちゃん言葉、言葉の発達の遅れを感じたら

赤ちゃん言葉は、「昨日まで赤ちゃん言葉を使っていたけど、今日からはスラスラ大人口調になる。」というものではありません。

そのため、2歳、3歳、4歳と比べて、滑舌や発音が良くなっているかどうか、1つ1つの言葉を訂正できているかどうかを見極めることが大切です。

もしも2-3歳と比べて、3-4歳で赤ちゃん言葉や言葉の遅れが修正されているなら、徐々に改善が進んでいるためあまり心配することはありません。

ただし、4歳になっても発音が治らず、2-3歳と変わらない言葉を使い続けている場合は、構音障害や発達障害の可能性も考え、子どもの身体機能に異常がないか検査をすると良いでしょう。

また、保育園などで言葉の発達が他の子に比べて遅いと判断された場合は、「ことばの教室」を紹介される場合があります。

幼児期のことばの教室は、言葉が少し遅れている子に発音や話し方を練習させ、周りの子と同等のコミュニケーションを取れるようにすることを目的としています。

3・4・5歳の言葉の発達・遅れを助ける「ことばの教室」とは

構音障害や発達障害でなければ、間違った言葉の使い方は早めに治した方が良いのですが、程度によっては子どもの成長を無視したり、意志を尊重せずに強制的に治すことで子どものストレスになる場合もあります。

そのため、子どもの言葉の発達が気になったら、まずは昼間の生活を見ている保育士に、普段の子どもの様子を聞くことから始めてください。

まぁ小さいうちはあまり焦らないでください。ちょっとくらいなら、たどたどしい言葉も可愛いですし(*˘︶˘*).。.:*♡

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