ストレスが原因?子どものひどい歯ぎしりの悪影響と治し方・予防法

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成長行動以外にも子どもの歯ぎしりは起こる

1歳から6歳の子どもの歯ぎしりは、「乳歯の生え始め」「乳歯の生え揃い」「乳歯と永久歯の生え変わり」の時期で、歯並びを整え、噛み合わせを良くする成長行動として行われます。

特に4・5・6歳の子がする歯ぎしりの多くは、顎や口周りの筋肉を鍛えつつ、身体を大きく成長させるために必要な行為です。

子どもの歯ぎしりは成長に必要?年齢別の原因と歯ぎしり割合

そのため、ママは子どもの歯ぎしりを特別心配する必要はありません。歯ぎしりの音は……少しのあいだ我慢しましょう(^_^;)

ところが、大きな音の歯ぎしりをした翌日、子どもが顎や歯の痛みを訴えた場合、過度な歯ぎしりによって歯茎が炎症を起こしたり、顎に負担がかかっている可能性があります。

また、小学校高学年や中学生になって永久歯がある程度生え揃っても、歯ぎしりが治らない場合もあります。そんな子は歯の成長以外に歯ぎしりをする原因があるのかもしれません。

そこで今回は、歯や顎の成長以外で子どもが歯ぎしりをする原因と子どもの歯ぎしりの治し方のお話しをしたいと思います。

子どもの過度な歯ぎしりによる悪影響

歯の成長以外が原因で、子どもが寝ている際に激しい歯ぎしりやくいしばりをすることがあります。歯の成長以外で起こる歯ぎしりは、歯の病気や睡眠障害として扱われます。

その場合の歯ぎしりは、主にストレスや生活習慣が原因で発生し、子どもに以下の悪い影響を与えます。

歯ぎしりの悪影響1.歯茎や顎の骨に負担がかかる

過度な歯ぎしりは、歯茎や顎の骨に負担がかかます。そのため、せっかく生えた永久歯に隙間ができたり、歯がすり減ったり、歯周病になるなど、歯茎や骨が弱くなる可能性があります。

歯ぎしりの悪影響2.歯にヒビが入る

歯ぎしりは、歯や歯茎に大きな力がかかるため、歯が割れたりヒビが入ることがあります。

もし、歯にヒビが入ってしまうとヒビの隙間に細菌が入り、歯茎が腫れたり、虫歯や口臭の原因になる可能性があります。

歯ぎしりの悪影響3.顎関節症になる

歯ぎしりによって顎に負担がかかると、顎関節症になる可能性があります。

顎関節症には、顎のガクガク感、顎の痛み、口が開かないなどの直接的な症状だけでなく、頭痛、首・肩・背中などの痛み、めまい、呼吸困難、手足のしびれがあらわれる場合もあります。

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歯ぎしりの悪影響4.極度の疲労感

歯ぎしりは寝ながら無意識のうちに大きな力を出しているため、顎や頬、首、肩などにも大きな力が入っている状態です。

そのため、朝起きても疲れが取れなかったり、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害の原因になる可能性もあります。

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歯ぎしりの悪影響5.歯並びが悪くなる

永久歯が生え揃うのは第3大臼歯(親知らず)を除くと11-13歳ごろですが、それまではまだ歯茎が固定されていないため、強い力がかかると歯並びが悪くなる可能性があります。

そのため、せっかく歯並びを整え、噛み合わせを調整するために行っている歯ぎしりが意味のない行為になってしまいます。

では、子どもの過度な歯ぎしりを治すために、ママはどうしたら良いのでしょうか。生活習慣が原因の歯ぎしり対策、ストレスが原因の歯ぎしり対策それぞれを見てみます。

生活習慣が原因の歯ぎしり対策

子どもの生活習慣が過度な歯ぎしりを引き起こし、歯並びや噛み合わせに悪い影響を与えることがあります。

もともと子どもの歯ぎしりは、歯並びを整え、噛み合わせを調整するために行われる成長行動なので大きな問題はありません。それでも歯ぎしりには力がかかるため、なるべく負担が少ない方が良いでしょう。

過度な歯ぎしりは、指しゃぶり、頬杖、口呼吸、猫背、うつぶせ寝などの生活習慣を改善することによって軽減することが可能です。

子どもの歯並びが悪くなる原因は癖・習慣と遺伝…予防法は?

要は、子どもにこれらの良くない生活習慣があることで、歯並びが悪くなるとともに、それを矯正しようとする歯ぎしりにも余計な強い力がかかるようになってしまうと考えられます。

そのため、子どもの生活習慣を改めることで、過度な歯ぎしりが治ることがあります。

ストレスが原因の歯ぎしり対策

子どもが普段の生活の環境の変化でストレスを感じると、過度な歯ぎしりが発生することがあります。

たとえば、引っ越しや保育園・幼稚園に通うなど環境が変わったこと、弟や妹が産まれたり両親が離婚や再婚をして家族が変わったこと、ママやパパに理不尽に怒られたり虐待を受けて心境が変わったこと……というストレスが考えられます。

体に影響は?4・5・6歳の子どもに多い歯ぎしりの原因と対策

ところが、子どもの歯並びが良かったり、永久歯が生え揃っていればストレスが原因だと見当を付けられますが、子どもの成長過程の歯ぎしりは、ストレスが原因かどうかをなかなか見抜けません。

そのため、子どもの歯の健康をチェックし、過度な歯ぎしりの傾向が見られたら、まず生活習慣を改善します。それでも過度な歯ぎしりが治まらなかった場合に、子どもがストレスを感じている可能性を疑ってください。

特に生活環境が変わると見た目にはストレスがなさそうに見えても、子どもは心の中でストレスを感じている場合があります。

子どもは大人と違ってストレスを表現したり、上手に発散できないため、歯ぎしり以外にも赤ちゃん返り、キーキー奇声、イヤイヤ期、夜驚症、おねしょ、指しゃぶりなどで、危険信号を送っています。

そのため、ストレスを感じる危険信号を発見した場合は、子どもが何か心配事を抱えていないか、子どもに気を配った生活ができているかを確認して、解決するようにしましょう。

過度な歯ぎしりの治療法・予防法

小学校を卒業し、永久歯に生え変わっても子どもの歯ぎしりが治らない場合は、歯や顎の関節などに障害が出ることがあります。

歯ぎしりの始まりがどのような原因でも、歯ぎしりが癖になると、ちょっとしたことで歯ぎしりをしやすくなり、本格的な治療が必要になる場合もあります。

歯ぎしりの治療方法は小児歯科による治療と心のケアによる治療にわかれます。

歯ぎしりの治療・予防1.マウスピースをつける

マウスピースは寝る前に装着することで、歯ぎしりを予防する治療の1つです。

ただし、市販のマウスピースではなく、小児歯科で歯型から専用のマウスピースを作ってもらわなければ高い効果は期待できません。

小児歯科のマウスピースは、診断内容によって保険適用の場合と保険適用外の場合がありますが、「歯ぎしり(ブラキシズム)」などの診断結果が付けば保険適用できるそうです。

保険適用できれば5,000円-1万円前後、保険適用外で自己負担の場合は4-5万円と大きく変わります。もちろん、乳幼児医療費の対象になる場合もあります。

歯ぎしりの治療・予防2.歯列矯正をする

歯の矯正をすることで、歯ぎしりが改善されることがあります。ただし歯の矯正を行う場合は、長い時間と費用がかかります。

歯の矯正にかかる費用は矯正具合によって様々ですが、70万円から150万円程度、期間も3か月から3年程度かかるそうです……。

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歯ぎしりの治療・予防3.心のケア

子どもの歯ぎしりがストレスなどの心理的な原因の場合は、マウスピースや歯の矯正で歯ぎしりが治まっても、昼間のくいしばりなどが残ってしまい、解決に至らない場合があります。

子どもは歯ぎしりによってストレスを解消しようとしているため、ストレスが軽減できるように、不安解消や心配事のケアをしてあげましょう。

歯ぎしりの治療・予防4.自己暗示・癖をつける

歯ぎしりをしている子どもを無理やり起こしたり、歯ぎしりをする子を強く叱らずに、子どもに歯ぎしりを意識させることで、時間をかけて歯ぎしりを軽減しましょう。

ただし、過剰な声掛けをすると子どものプレッシャーや新たなストレスになりますし、中学生の思春期真っ只中でベタベタすると、反抗期に拍車がかかってしまいますよね(^_^;)

基本的には心のケアを中心にし、「歯ぎしりをしないでおこう!」などの張り紙を貼って、家族全員が気をつける目標にすると良いですね。

定期歯科健診で歯ぎしりもケア

1-6歳の子どもの歯ぎしりは、歯並びを整え、噛み合わせ調整するための自然な行為なので、ストレスや生活習慣が原因の場合は見抜きにくいものです。

それでも、過度な歯ぎしりを放っておくと、せっかく良い行為として行われている歯ぎしりが歯・顎の成長や噛み合わせに悪影響を与えるだけでなく、睡眠障害や身体の成長にも影響する可能性があります。

もちろん、子どもに以下の様なストレス原因がないか、ママは常にチェックを怠らないようにしたいのですが、定期的に小児歯科に歯の健康チェックをしに行くことが最も効果的で大切なことです。

・突然激しい歯ぎしりをしだした
・永久歯が生え揃っても歯ぎしりがある
・生活環境が大きく変わった

また、生え変わったばかりの永久歯は虫歯になりやすいため、小児歯科で定期健診を受ける習慣を付けておくと、今後の歯の健康も維持できて一石二鳥だと思います。

小児歯科は虫歯の治療や予防だけでなく、悪い歯並び予防や歯ぎしりなどの歯のトラブル解決ために、なるべく早いうちから活用すると良いでしょう。

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わたしもちゃんと歯医者行く癖つけないとなぁ(^_^;)

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