ベビー麦茶、煮だし麦茶、ペットボトル麦茶の違いは?

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ベビー麦茶は生後何か月から?

コンビニや薬局に行くと赤ちゃん用の麦茶がおいてありますよね。通称「ベビー麦茶」「赤ちゃん麦茶」と言ったりします。ベビー麦茶は商品名なんですが、みんなそう呼んでいるのでとりあえず良しとしておきます。

このベビー麦茶は、ほとんどがパッケージに「生後1か月から」と書いてあります。そこでママは病院で教わった授乳研修時の言葉を思い出します。

「赤ちゃんは基本的に母乳をちゃんと飲んでいれば、他の水分補給の必要はありません!」

たしかに、赤ちゃんは離乳食が始まるまでは、基本的には母乳やミルク以外の水分補給は必要はありません。お腹がいっぱいになったり、他の水分の味に慣れてしまうと、赤ちゃんの母乳の飲みが悪くなってしまうためです。

とは言え、赤ちゃんの母乳・ミルクの飲みが悪く、嘔吐や下痢の場合、ミルクで栄養過多の場合、発熱した場合など、何らかの理由で母乳やミルク以外の水分が必要な場合もあります。

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というわけで、生後1か月とは言わなくても、離乳食の時期が近づいてくるとベビー麦茶を利用する可能性があるかもしれません。では、普段わたしたち大人が飲んでいる普通の麦茶とベビー麦茶の違いは何でしょうか。

今回は、家庭で作る煮出し麦茶、市販のペットボトル麦茶、ベビー麦茶にどのような違いがあるのか、また、それぞれを利用するメリット・デメリットについてお話したいと思います。

ベビー麦茶と普通の麦茶の違い

「わざわざ赤ちゃん用のベビー麦茶というくらいだから、赤ちゃんに特化した成分のはずだ!」と思ったママは残念ながらハズレです。

ベビー麦茶と普通の麦茶には、ビタミン、マグネシウム、亜鉛、カリウム、リン、マンガンなどの成分が含まれており、100mlの成分量に多少違いがある場合はあります。

ただし、これは単純に麦茶自体の薄さや各メーカーのちょっとした成分量の違いに過ぎません。つまり、基本的にベビー麦茶と麦茶の成分的な違いはなく、味が濃いか薄いかで、赤ちゃん用の麦茶と一般用の麦茶を分けています。

というわけで、わざわざベビー麦茶を買わなくても、大人が普段飲んでいる煮出し麦茶や市販のペットボトル麦茶を薄めるだけで、ベビー麦茶の代用にすることができます。

もちろん、どの麦茶にもカフェインは含まれていないため、赤ちゃん(通常生後6か月以降)や子どもに安心して飲ませることができます。

ベビー麦茶の作り方

お家でベビー麦茶を作る方法はとても簡単で、大人が飲む普通の麦茶を湯冷ましで3倍以上に薄めてあげるだけです。

薄める場合は以下のように、白湯や湯冷ましを作って麦茶を薄めてください。

湯冷ましは水を沸騰させて作ります。使う水は水道水でも良いですし、軟水のミネラルウォーターでも構いませんが、水自体日持ちがしないため、一度作った湯冷ましを次の日に使わないようにしましょう。

水道水を使う場合はカルキ成分(塩素)を抜くために、5-10分ほど沸騰させます。沸騰させたお湯を常温で人肌になるまで冷やせば、カルキなどがとび、口当たりが柔らかい湯冷ましになります。

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なぜ麦茶を薄めるのか

赤ちゃん用の麦茶は薄くしなければ、身体に何か悪い影響があるんでしょうか。

実は、麦茶を薄めなくても赤ちゃんの身体に悪影響をおよぼすことはありません。ただ、普通の大人用の麦茶を赤ちゃんに飲ませようとしても、味が濃くて苦いため飲めないんです……。

赤ちゃんの味覚は大人よりも発達しています。それは、生後3か月ごろまでは味蕾の数が大人の1.5-2倍ほどあり、苦味や酸味をより強く感じるためです。そのため、赤ちゃんはわたしたち大人が感じない麦茶の苦味を感じてしまいます。

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というわけで、赤ちゃんが飲む麦茶は、必要であれば白湯や湯冷ましで4倍、5倍に薄めても問題ありません。

煮だし麦茶、ペットボトルの麦茶、ベビー麦茶のメリットデメリット

では、赤ちゃんや小さな子どものために、「薄めた煮だし麦茶」「薄めたペットボトルの麦茶」「市販のベビー麦茶」のどれを使えば良いでしょうか。

薄めた煮だし麦茶のメリットデメリット

薄めた煮だし麦茶のメリットは、やはり値段です。お得用であれば、1リットル用のティーバッグが50パック入って200円ちょっとでスーパーに置いてあります。

ペットボトルのお茶を買うと500mlで100-150円ほどするので、50倍以上も得です。主婦にとってこれは魅力的ですね。

薄めた煮だし麦茶のデメリットは、赤ちゃん用の麦茶として保存が効かないことです。湯冷ましにしろ、赤ちゃん用の麦茶にしろ、雑菌が繁殖してしまうため、その日使った分が余っても捨てなければいけません。

管理に一手間二手間増えるので面倒ですが、赤ちゃん用の麦茶は大人用とは分け、魔法瓶に入れて必要な分を使うようにしましょう。

薄めたペットボトルの麦茶のメリットデメリット

薄めたペットボトルの麦茶のメリットは、蓋を開けるまでは保存しておけることです。ただし、蓋を開けてそのまま赤ちゃんに飲ませるのではなく、湯冷ましなどで薄めなければ飲むことができないでしょう。

薄めたペットボトルの麦茶のデメリットは、煮だし麦茶に比べて値段が割高なことです。また、一度大人がペットボトルに口を付けて飲んでしまったら、それを赤ちゃん用に使ってはいけません。

「ちょっと一口……。」と味見で口をつけてしまうと、とそこからすぐに雑菌が繁殖してしまいます。

ベビー麦茶のメリットデメリット

ベビー麦茶のメリットは、お手軽なことです。湯冷ましを作る手間もいりません。蓋を開けてマグに入れたり、容器に入れてスプーンで飲ませるだけなのでとても簡単です。

ベビー麦茶のデメリットは、煮だし麦茶・ペットボトルの麦茶に比べると最も割高になる点です。

ベビー麦茶の用量は、100ml(紙パック)、125ml(ミニペットボトル)、500ml(ペットボトル)の3つが主流で、100-125mlを選べば割高ですが、捨てる量は少なくなります。

ベビー麦茶のミニペットは便利

煮だし麦茶、ペットボトルの麦茶、ベビー麦茶の違いと、それぞれのメリットデメリットを比べてみましたが、わたしは個人的にベビー麦茶の125mlミニペットボトルがおすすめですね。

赤ちゃんは、基本的に母乳・ミルク以外の水分をそれほど必要としていませんし、「今飲ませたい!」と思ったときに蓋をキュッと開けるだけというのは、忙しいママにとってはとても助かります。

ベビー麦茶の125mlミニペットボトルはコストパフォーマンスは良くないのですが、そもそもわたしは使う機会がそれほどなかったので、もったいないとは思っていません。

もちろん、どの麦茶でも赤ちゃんが全く飲んでくれないことはあるので、捨ててしまうことも珍しくはありません。そのため、総合的に使い勝手が良いと思う麦茶を試してみてください。

また、母乳やミルク以外のミネラルウォーター・湯冷まし・麦茶などを赤ちゃんに飲ませる場合は、以下の温度、量、授乳時間、月齢、保存状態なども注意して、飲ませてあげるようにしましょう。

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