新生児の沐浴と入浴の違いは?いつからいつまで?時間帯は?

気持ちよさそうに沐浴する赤ちゃん

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沐浴に思い入れがあるママは多いかも

赤ちゃんのお世話と聞いて何をイメージするでしょうか。一般的には、おっぱいでの授乳、抱っこでのあやし、寝かしつけなどが、赤ちゃんのお世話のイメージが強いかもしれません。

ただ、育児を経験した人は「沐浴(もくよく)」も赤ちゃんのお世話として強く印象に残っているはずです。

初めての赤ちゃんで沐浴に戸惑い、四苦八苦した経験、そして沐浴を通して、より赤ちゃんの存在を強く感じたママも多いことでしょう。

赤ちゃんの沐浴は、期間は短い間ですが、赤ちゃんの存在を強く感じ、母親の実感をするとても大きな影響力がある行為です。

ところで、なぜ新生児のお風呂は入浴ではなく、沐浴というのでしょうか。なぜ、わざわざ赤ちゃんだけをベビーバスに入れて、身体を洗ってあげなければいけないのでしょうか。

今回は、沐浴と入浴の違い、赤ちゃんの沐浴はいつからいつまで行うのかについてお話したいと思います。

沐浴と入浴の違い

入浴と沐浴には、世界中で多くの定義がありますが、日本においては、一般的にお風呂の浴槽に浸かることを入浴と言い、沐浴とは髪や体を洗って身を清めることを意味します。

沐浴は、元々宗教的な意味合いを持ち、身体から汚れを洗い流す行為のことです。日本では滝行や神社の境内の手水舎(ちょうずや)で身を清めることも、沐浴の一種とされます。

そこから転じて、赤ちゃんがベビーバスなどを使って、頭や身体を洗うことを沐浴と言うようになりました。

つまり、赤ちゃんの沐浴は入浴とは違って、身体を温めるための行為ではなく、身体を洗って身を清めるための行為だということです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、大人と同じ浴槽に浸かる入浴は行えません。なぜなら、他人と入るお風呂には雑菌が多く存在しており、まだ抵抗力が弱い赤ちゃんには万が一の感染症の危険性があるためです。

風呂の残り湯は使っても良い? 衛生微生物研究センター

出典|風呂の残り湯は使っても良い? | 衛生微生物研究センター

沐浴はいつからいつまで?

赤ちゃんの沐浴を始める時期は生後すぐから、続ける目安は生後1-3か月までです。産後1か月検診で医師の許可をもらったら、ママはお風呂に入ることができるため、晴れて赤ちゃんといっしょに入浴がきるようになります。

ただし、ママの体調が悪かったり、産後の悪露が続いている場合は、もう少し赤ちゃんの沐浴を続けてください。また、生理の場合もいっしょに入浴せずに沐浴を行った方が良いでしょう。

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生後2か月目から沐浴をやめて、入浴を開始しなければいけないと思っているママもいますが、無理やり赤ちゃんと入浴をする必要はありません。

生後1か月過ぎでは赤ちゃんのうんちやおしっこのタイミングは図りづらいですし、首がすわっていない赤ちゃんといっしょにお風呂に入るにはまだ慣れが必要です。

赤ちゃんがまだベビーバスに入る大きさであれば、無理にいっしょに入浴する必要はないため、生後2-3か月の期間を使って赤ちゃんの身体の扱いに慣れ、ゆっくり入浴ができる準備を整えていけば良いでしょう。

赤ちゃんの沐浴の時間帯と注意点

赤ちゃんが沐浴をする時間帯にはとくに決まりはないのですが、いくつか注意点があります。

沐浴時間と注意点1.時間帯をバラバラにしない

とくに沐浴に適した時間はありません。ただ、昨日は10時で今日は21時など、毎日極端にバラバラな時間帯に沐浴をすると、今後の赤ちゃんの生活リズムを作ることが難しくなります。

時間ピッタリの必要はありませんが、ママ自身の生活リズムを整えて産後の養生をするためにも、ある程度沐浴の時間帯は決めた方が良いでしょう。

沐浴時間と注意点2.夏と冬の時間帯

沐浴場所、及び沐浴後の室温は冬季22-24度前後、夏季28度前後を目安に調節すると良いでしょう。

参考|山本産婦人科(三重県津市) 母乳育児・育児環境・沐浴・新生児疾患・生活指導について

赤ちゃんは沐浴をすると身体が温まり、汗をかきやすくなります。そのため、室温調整が難しければ夏の暑い時間帯は避けましょう。

反対に、冬の寒い時間帯は温まるまでに身体に負担がかかりますし、沐浴後に時間がかかると湯冷めをするかもしれません。夏場同様、室温調節ができなければ、寒い時間帯も避けましょう。

沐浴時間と注意点3.授乳の直前・直後は避ける

授乳後は、消化吸収のため血液が胃に集中します。沐浴で全身が温まると、胃に集中した血液が拡散して、消化吸収を阻害する可能性があります。また、赤ちゃんは身体が温まると吐き戻しやすくなります。

反対に授乳前は、赤ちゃんがお腹が空いて機嫌が悪くなることがあります。お腹を空かせたまま沐浴~着替えで15-20分ほどおあずけするのは、かわいそうですよね。

沐浴時間と注意点4.赤ちゃんが眠そうなとき

赤ちゃんは眠ることとおっぱいを飲むことが仕事です。そのため、赤ちゃんが眠そうなときは、沐浴の時間をずらした方が良いでしょう。

また、赤ちゃんは沐浴中に眠ってしまうこともあります。沐浴を中止する必要はありませんが、起こさないように素早くそっと沐浴を済ませましょう。

沐浴時間の注意点5.深夜・早朝でも構わない

生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別がつかないため、時間が極端にバラバラにならなければ、深夜や早朝の沐浴でも構わないと思います。

沐浴が怖いママは多い

赤ちゃんの身体はとても柔らかくて、ふわふわしているため、強く触ったら壊れてしまいそうなイメージがありますね。

また、初めのうちは赤ちゃんの首の不安定さや頭の大泉門の隙間がわかるため、不安な気持ちで沐浴をすることになります。お湯に驚いてギャンギャン泣く赤ちゃんに、「え?何か間違ったことした?」と思うこともあります。

でも、この沐浴に対する不安な気持ちは、全てのママが味わうことです。

もちろん、沐浴のやり方や注意点は出産した病院や助産院で教わったり、母親学級・両親学級で学びますが、教わったときはなかなか頭に入ってきません。

沐浴を体験したときに、「あー、こんなこと言ってたな……。」と思い出し、沐浴の期間が終わるころに、ようやく赤ちゃんの扱いに慣れていきます。

そのため、沐浴に四苦八苦した分だけママとして成長し、その他の育児にも自信を持って臨んでいけるようになるんです。これが、沐浴で赤ちゃんの存在を強く感じ、母親の実感をする理由です。

では、実際にどうやって赤ちゃんの沐浴をすれば良いのでしょうか。沐浴の準備と赤ちゃんの身体の洗い方は以下を参考にしてください。

沐浴の準備とやり方は?頭と体の正しい洗い方や洗う順番・支え方

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