テレビはいつから?つけっぱなしでも良い?赤ちゃんに影響は?

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赤ちゃんにテレビを見せると害がある?

「赤ちゃんにテレビ見せるとどんな影響がある?」この話題は色々なところでよく議論になります。保護者ママにもたまに聞かれます。

うちの子どもたちは、ちょっと目を離すとテレビに張り付き状態で、テレビやDVDレコーダーのリモコンもわたしより使い方が詳しくなっています。

まぁ子どもは別に良いんですよ、アニメ見せたって何見せたって。親もいろんなアニメ見ていっしょに楽しんでますし……。

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ママが心配をするのは、赤ちゃんから子どもに育つまでに、テレビを見せることで何か悪い影響があるかどうかです。

「テレビは赤ちゃんの発育に悪影響があるって聞いたけど、何がどう良くないの?でも、テレビがない生活も困る……。」この感覚は、ママならよく分かるはずです。

そこで今回は、赤ちゃんにはいつからテレビを見せても良いのか、テレビを見せることによる良い影響・悪い影響についてお話したいと思います。

テレビが赤ちゃんとママに与える良い影響

テレビの良い影響1.ママの家事がスムーズになる

ハイハイや伝い歩きで行動範囲が広がった赤ちゃんからは、簡単に目を放すことができなくなります。

特に料理中の場合は、赤ちゃんと火との両方を見なければいけないため大変です。そんな時に、赤ちゃんがテレビを見ていてくれるとママも少しは安心できます。

赤ちゃんは生後10か月前後になると、音が出て何かが動いているという理由でテレビに反応を示すようになります。

テレビに興味を示す子は、楽しそうな音楽と映像が流れているだけで、10分ほどママを忘れて動きを止めてくれるため、ママは家事をスムーズに行うことができます。

テレビの良い影響2.赤ちゃんが音楽や歌を覚える

ママが音痴だと子どもも音痴になると言います。そのため、赤ちゃんに歌を聞かせる場合はCDでも良いのですが、映像が付いていると歌と映像を一緒に覚えるようになります。

赤ちゃんが慣れてくれば、歌が始まる前の映像部分でキャッキャと興奮し始めます。また、もう少し成長してからですが、体操付きの歌は体を動かす訓練にもなります。

テレビの良い影響3.言葉を覚えるのが早くなる

ママとパパが赤ちゃんに積極的に語りかけると言葉を覚えるのが早くなると言いますが、赤ちゃんにずっと語りかけ続けることは難しいですよね。

そこで、テレビを見せる時間を設けて、赤ちゃんに語りかけられない時間を補います。

しばらくすると、息子はワンワンやコッシーの真似をするようになりましたし、娘のときはあーうー言葉(クーイング)で歌を歌うようになりました。

クーイングや喃語の次のステップとして、ママやパパの語りかけとともに、テレビから流れてくる声や音をたくさん追いかけてくれると赤ちゃん言葉も覚えやすくなると思います。

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テレビが赤ちゃんとママに与える悪い影響

テレビが赤ちゃんに与える悪い影響は、巷で言われていることばかりです。良い影響と違って検証が難しいため、専門家の言うことを意識するしかありません。

テレビの悪い影響1.コミュニケーション能力が身につかない

テレビは一方的に情報が流れてくるツールなので、会話のようなコミュニケーションはできません(語りかけはありますが)。

そのため、赤ちゃんの感情表現が乏しくなったり、一方的な情報によって受け身な子どもに育つという話があります。

乳幼児期の子どもは、身近な人とのかかわりあい、そして遊びなどの実体験を重ねることによって、人間関係を築き、心と身体を成長させます。ところが乳児期からのメディア漬けの生活では、外遊びの機会を奪い、人とのかかわり体験の不足を招きます。

引用|社団法人 日本小児科医会|「子どもとメディア」の問題に対する提言

テレビの悪い影響2.映像の刺激が強い

わたしたち大人は何気なく見ているテレビ番組ですが、意識してみると派手な色だったり、画面が変わるスピードが早くて目がチカチカします。

わたしたちは慣れてしまってるだけで、赤ちゃんの立場になると、テレビを見せ続けるのは刺激が強いのかもしれません。

Eテレは、そのあたりのことも考えた映像作りをしています。色も少なめ、場面転換も少なめ、スピードも遅めです。と言っても、テレビの見過ぎは大人でも疲れます。もちろん、赤ちゃんも疲れてしまうでしょう。

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テレビの悪い影響3.お昼寝の妨げになる

赤ちゃんは、1歳近くになるとお昼寝の時間が減ってきますが、それでも子どもに合わせて昼間の決まった時間に、1-2時間ほどお昼寝をさせた方が良いでしょう。

ところが、もし赤ちゃんがテレビを見て興奮してしまうと、お昼寝時間がズレてしまうことがあります。お昼寝時間がズレてしまうことで、赤ちゃんが夜中に起きる恐怖は避けたいですよね……。

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テレビの悪い影響4.生活リズムが不規則になる

「小児保健研究」という雑誌に「テレビ視聴時間の長短が幼児の生活習慣に及ぼす影響」という学術論文がありました。

これによると、テレビは”幼児の生活リズム”に悪い影響をおよぼすとのことです。

テレビ視聴時間の短い幼児は,就寝時刻が早く,就寝・起床のリズムが規則正しくなり,食習慣や排便習慣も良好であった。
一方,テレビ視聴時間の長い幼児は,就寝時刻が遅くなり,睡眠時間が短くなるとともに,就寝・起床のリズムが不規則となった。また朝食摂取が十分でなく,偏食傾向がみられ,間食摂取時刻が不規則であった。さらに,食事中にテレビを見る習慣があり,見る番組を決めておらず,「大便後の手洗い」や「園に行く用意」など,清潔や着脱衣の習慣も形成しにくくなっていた。

引用|関西福祉大学リポジトリ

上記は赤ちゃんではなく、あくまでも幼児に対する影響なのですが、生活習慣は赤ちゃんのうちから少しずつ形成されるものです。そのため、赤ちゃんに同じような悪い影響が無いとは言えません。

赤ちゃんのうちは影響が少ないかもしれませんが、幼児になると影響が大きくなっていくため、親自身が自分の生活環境を見直すことで、幼児の生活に影響しないように習慣化することは大切だと思います。

興味のある方はリンク先で読んでみてください。

赤ちゃんの成長・発達とテレビの関係

前述した通り、赤ちゃんにテレビを見せると成長や身体機能の発達を阻害してしまうという話を耳にします。実際、それが理由で赤ちゃんにテレビを見せない家庭もあると思います。

では、実際にテレビが赤ちゃんに与える影響はどのようなもので、いつからであればテレビを見せても問題ないのでしょうか。

疑問1.テレビは赤ちゃんの成長を阻害する?

お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授の菅原ますみさんによると、子どもがテレビを見ることと子どもの発達が阻害されることには、因果関係がないそうです。

様々な研究によれば、テレビの視聴時間が乳幼児の発達に及ぼすという大きな影響は、今のところ認められていません。

私たちが行っている調査でも、テレビの視聴時間の長さが子どもの問題行動に結びつくという因果関係はみられない、という分析結果が出ました。

引用|「テレビ子守」 子どもへの影響は小さい? | テレビ、スマホとの付き合い方を科学的に知る | 日経DUAL

ただし、「今のところ認められていません」と言う通り、赤ちゃん・子どもがテレビを見ることによって成長や発達を阻害する影響がないとは言い切れないというスタンスのようです。

疑問2.テレビをつけっぱなしにしたときの影響は?

また同じく、菅原ますみさんは、テレビをつけっぱなしにした場合の赤ちゃんへの影響を以下のようにお話しています。

幼児にとっては、テレビはそこまで魅力的なものではありません。

幼児はモノをなめたりかじったりしながら、自分が働きかけたことに何らかの結果が返ってくることで学ぶことに夢中です。また、彼らにとって一番楽しいのは親や兄弟、友達とのコミュニケーションです。そういう意味では、一方通行のテレビは、幼児にとっては物足りない道具なのです。

引用|「テレビ子守」 子どもへの影響は小さい? | テレビ、スマホとの付き合い方を科学的に知る | 日経DUAL

つまり赤ちゃんは、音楽が流れてきて勝手に喋っている変な箱よりも、自分で舐めて触って感触を確かめたり、掴んで振ることで音が出るおもちゃの方がよっぽど楽しむことができるということです。

そのため、仮にテレビをつけっぱなしにしていても、赤ちゃんが1人でずっとテレビを見続けることはないようですね。

疑問3.近くで見ると視力が悪くなる?

赤ちゃんは、よくテレビに近づいてじっと見ていますが、赤ちゃんが近づいてテレビを見ていると、ママは目が悪くなることを心配しますよね。

新生児の視力は0.02-0.03ほどしかなく、これは物に16-17cm程度まで近づかなければ見えないほどの視力です。それが、1歳ごろには視力が0.1程度になり、4-5歳ごろには1.0ほどにまで発達します。

新生児の五感は大人より鋭い!視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の発達

そのため、視力の心配をするのは1歳を過ぎてからで良いでしょう。

ただし、赤ちゃんの視力の発達を考えるなら、少しでも遠くの物や風景に興味を持たせてあげる方が良いと思います。

疑問4.赤ちゃんにテレビを見せて良いのはいつから?

赤ちゃんにテレビを見せたときの良い・悪い影響はそれぞれありますが、わたしの個人的見解では「ルールさえ守れば、ある程度は赤ちゃんにテレビを見せても問題ない。」と思っています。

ただし、赤ちゃんがテレビに興味を示し始めるのは生後10か月前後からです。つまり、1歳になるまではほとんどテレビに興味がないということです。

テレビに興味を示し始める生後10か月前後までは、赤ちゃんの行動範囲も狭く一人遊びをしてくれているため、特にテレビを見せる意味はありません。

もちろん、ママもテレビを見たいときはあります。そのため、家庭の教育方針でなるべくテレビを付けないようにするとしても、生活のすべてを赤ちゃんに合わせてテレビを消しておく必要はないと思います。

テレビに任せて育児を疎かにしない!

赤ちゃんにテレビを見せることがダメ!ということはないと思います。ママが家事と育児を両立するためには、ちょっとだけ目を離す時間も必要です。

ただし、赤ちゃんがテレビを見て、おとなしくしてくれるかどうかは別問題です。

実際に、テレビを見て興味を示すのは、1歳を過ぎて子どもになってからです。その際にママが気をつけることは、

テレビに任せて育児を疎かにするのはダメ!

ということです。子どもは、ママとどれだけ触れ合えるかが重要です。テレビを見せる場合は、子どもが1人で見るのではなく、なるべくママと一緒に見るようにしましょう。

というわけで、赤ちゃんにテレビを見せっぱなしにしてママが好きなことをすることはできないと思いますし、逆に全くテレビを見せない教育方針にすると、ママや家族が辛いと思います。

では、赤ちゃんではなく、子どもの場合はテレビとの関係をどう考えれば良いでしょうか。特に2-3歳以降で集団生活を始める子どもへのテレビの影響は、以下を参考にしてください。

2歳以降の子どもがテレビを見る影響は?適切な視聴時間は?


参考|「テレビ子守」 子どもへの影響は小さい? | テレビ、スマホとの付き合い方を科学的に知る | 日経DUAL

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