つたい歩きはいつから?定義は?11の安全対策と練習方法

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つたい歩きとハイハイの大きな違い

「うわっ!立った!立ったよ!」赤ちゃんがつかまり立ちをしたときは、本当に感動しますよね。ママが座っていても赤ちゃんと目線が同じなので、成長を実感します。

つかまり立ちができたら次は「つたい歩き」です。つかまり立ちに必要な身体機能が備わっていれば、つたい歩きはすぐにできるようになります。好奇心旺盛な赤ちゃんなら、つかまり立ちから1-2週間ほどでしょうか。

さて、赤ちゃんがつたい歩きをするうえで、ママはこれまで以上に部屋の片付けを徹底しなくてはいけなくなります。

「これまでハイハイで家中動きまわってたから、変わんないでしょ?」

いいえ、移動する範囲は同じでも、壁や家具をつたって歩いている赤ちゃんには高さが加わります。ハイハイをする赤ちゃんの目線は30cmほどですが、つたい歩きをする赤ちゃんの目線は70cmほどになります。

もし、床上1m弱のところに、赤ちゃんがなんとなく興味を示しそうなタバコや薬や電池などが置いてあると危険です。

そこで今回は、赤ちゃんがつたい歩きをする際に注意する安全対策についてお話したいと思います。

つたい歩きとは

つたい歩きとは、赤ちゃんがテーブルやベビーベッド、ソファなどに掴まったり、壁などに手をついて伝いながら移動することを言います。

赤ちゃんがつたい歩きを始めた当初は、横を向いたカニ歩きで足を引きずってたどたどしく歩くため、バランスを崩して尻もちをついたり、四つん這いになったり、派手に転んでしまうこともあります。

また、足の出し方も一歩が大きく動きも遅いため、ママは比較的安心して見ていられるでしょう。たまに転んで泣くこともありますが、そこはガンバレ!

つたい歩きを始めたばかりの赤ちゃんは、つたい歩きに一生懸命なため、普段興味を示しそうなものがあっても目もくれません。

ところがだんだん身体のバランスが取れてくると、両足でしっかり立って手は添えるだけ……動きが急に早くなります。そして、興味対象に一直線に向かうようになるため、ママの心配も増えてしまいます。

カニ歩きにも慣れて体重移動がスムーズになると、進行方向に身体を向け、足を交互に出せるようになります。手押し車を押すこともできるようになりますね。

赤ちゃんがここまで来るには少し時間がかかりますが、ひとり歩きまではもうすぐです。

つたい歩きの時期はいつから

つたい歩きは、つかまり立ちに慣れるとすぐに開始します。そのため、つかまり立ちの時期とつたい歩きの時期は数週間~1か月も離れていません。

つかまり立ちの前に十分にハイハイで動きまわり、手足の筋肉、腰回りの筋肉、体幹が鍛えられている赤ちゃんであれば、つかまり立ちから1-2週間かからずに上手につたい歩きができる子もいます。

ちなみに、つたい歩きは厚生労働省の「乳幼児身体発育調査」項目に入っていないため平均的な時期はわかりません。以下のつかまり立ちの時期を目安にしましょう。

つかまり立ちは、赤ちゃんが初めて2本の足で立って身体を支える行動のことです。調査結果によると、つかまり立ちができる子は生後8-9か月で6割近く、生後11-12か月で9割を超えます。

生後05-06か月未満:0.5%
生後06-07か月未満:9.0%
生後07-08か月未満:33.6%
生後08-09か月未満:57.4%
生後09-10か月未満:80.5%
生後10-11か月未満:89.6%
生後11-12か月未満:91.6%
生後12-13か月未満:97.3%
生後13-14か月未満:96.7%
生後14-15か月未満:99.5%

寝返り・ハイハイ・つかまり立ちなど運動機能の発達順番と平均時期

つかまり立ちの目安が生後8-9か月ごろなので、つたい歩きは9-10か月ごろには始めると考えて良いですね。

仮につかまり立ちからつたい歩きまでに少し時間がかかったとしても、つかまり立ちができていればあまり心配する必要はありません。

ただし、つたい歩きがスムーズでも、すぐに「ひとり歩き」がすぐにできるわけではありません。ひとり歩き開始時期の目安は1歳過ぎなので、つたい歩きの期間はおよそ2-3か月ほどあります。

ここまでポンポンと色々なことを1か月単位でマスターする赤ちゃんを見ているママは、「あれ?ひとり歩き遅くない?」と思うかもしれませんが、ひとまず1歳を過ぎるまでは様子を見ても良いと思います。

赤ちゃんのひとり歩きはいつから?早い遅いの基準と練習方法

つたい歩きの準備と安全対策

もし赤ちゃんがつかまり立ちを頻繁に行うなら、つたい歩きの練習は特に必要ありません。ママはどんどん上手くなる赤ちゃんの歩みを見逃さないように楽しんでください。

ただし、赤ちゃんがつたい歩きを安全に行うために、注意しなければいけないことがいくつかあります。

安全対策1.周囲に物を置かない

赤ちゃんの行動範囲におもちゃ以外で赤ちゃんが興味を示しそうなもの、危険なものを置かないことは基本中の基本です。

つたい歩きを始めたばかりの赤ちゃんはたくさん転びますが、しっかりと膝を折り曲げ、尻もちや四つん這いができれば、ママが張り付いて注意する必要はありません。

安全対策2.テーブルの上などに小物を置かない

これまでは赤ちゃんが届かなかったので良いのですが、つかまり立ちができるとテーブルや棚の上には手が届くようになってしまいます。

乳幼児の平均身長は1歳児が70cm台、2歳児で80cm台、3歳児は90cm台ほどです。誤飲予防のために、大切なものや小物は床から1m以上の場所に片付けるようにしましょう。

誤飲は最低限3歳まで、できれば6歳まで気を付けなければいけません。特に以下のものに気を付けましょう。

危険な誤飲対象物例1.画鋲・ホッチキスの針など
危険な誤飲対象物例2.ボタン電池
危険な誤飲対象物例3.大人用の強い薬
危険な誤飲対象物例4.タバコ
危険な誤飲対象物例5.灯油

タバコ…薬…子どもの誤飲は何歳まで?年齢別誤飲予防方法は?

また、誤飲しない大きさのものでも、割れ物や硬い物は置かないようにしましょう。掴んで投げるので……。

安全対策3.ジョイントマットなどを敷く

赤ちゃん・子どもがいるお家に行くと9割は敷いてある(わたしの感覚)ジョイントマットを用意しましょう。

赤ちゃんの移動範囲にジョイントマットを敷けば、倒れたときも衝撃を吸収してくれますし、汚れても部分的に取り替えて洗えるため便利です。

ジョイントマットは種類が多いのですが、わたしのおすすめは一般的な素材で、厚さ20mmのものです。「えっ、そんな厚いの?」と思うかもしれませんが、防音にもなりますし……3-4歳になったらわかりますよ(^_^;)

安全対策4.家具の角に吸収材を貼る

つたい歩きで一番怖いのは、バランスを崩して家具の角に頭や目をぶつけることです。そのため、家具にはL字の衝撃吸収材を取り付けましょう。

市販の衝撃吸収材でサイズが合わない場合は、ちょっと不細工になりますがウレタンフォームをカットして取り付けましょう。どうせ、1年ほどなので見た目よりも安全性を重視してください。

安全対策5.家具の転倒を防止する

赤ちゃんは1歳で10kg近くになります。10kgあると、絵本用の本棚や小さなラックなど軽めの家具は倒れます。ズレたり転倒しないようにL字金具や突っ張り棒で固定してください。

安全対策6.テーブルクロスなどは使わない

テーブルにかけるテーブルクロスやソファーカバー、また、薄手のカーペット類は全て滑るため、なるべく使わないようにしましょう。

つたい歩きをする赤ちゃんは、手や足などに力が入っています。手で支えたり、足で踏ん張るときに滑ってしまうと、尻もちや四つん這いができずにケガをするかもしれません。

安全対策7.引き出しストッパーを使う

引き出しストッパーはハイハイのときから使っているママも多いとは思いますが、つたい歩きをすると高い位置の引き出しも開けられるようになります。

1mほどの高さにある引き出しは大人にとって使い勝手が良いのですが、赤ちゃんにとっても興味をそそられる高さのため、引き出しが開かない工夫が必要です。

引き出しストッパーがなければ、応急処置として厚紙を挟んでおくと、赤ちゃんは引き出しを開けなくなります。

安全対策8.目隠し用の布をかける

本棚の多くは、本をむき出しに収納するタイプですね。ただ、赤ちゃんは本を見つけると、上から下まで全て引っ張り出します(^_^;)

「やりやがったな……(#^ω^)」ということも、1度や2度ではありません。そのため、布をかけて見えないようにしましょう。それだけで、本の散乱被害が減ります。

ただし、布をかける場合はしっかり留めてください。外れやすい画鋲などで留めて、赤ちゃんが引っ張って外れてしまうと大変です。

安全対策9.ヒーター・ストーブ用の柵を用意する

冬にストーブやヒーターを使う家庭もあると思います。ストーブやヒーターは、つかまり立ちで赤ちゃんが手をかける高さに調度良いのですが、とても危険です。

ヒーター・ストーブを使う場合は、周りを囲う柵を用意しましょう。また、ヒーターの吹き出し口ガード、扇風機にもカバーを用意してください。

安全対策10.重要な場所にはベビーゲート

赤ちゃんが進入すると危険な場所はいくつもあります。たとえば、台所、高さがある玄関、階段などです。

つたい歩きに慣れ始めた赤ちゃんは本当に動きが素早く、あっという間に玄関まで行きます。ママが料理中に電話がなって、ちょっと取りに行った隙に台所に……というのも恐ろしいです……。

また、一軒家やロフト付きマンションなどには階段がありますが「別に下りじゃないから大丈夫。」と思っていたら、赤ちゃんは上ります……。

階段を上がれるようになるのは1-2歳の間と言われますが、ひとり歩きよりも先に階段を上がれるようになる子も少なくありません。

危険な場所にいつの間にか侵入されたくないなら、ベビーゲートはしっかりと準備しましょう。

安全対策11.家電のチャイルドロックをかける

赤ちゃんは、冷蔵庫、ガスコンロ、電子レンジなど、適度な高さにある家電も興味を持って触ろうとします。ママが普段触っているので、真似をしようとするんですね。

もし、その家電にチャイルドロックが付いていれば、必ずかけておきましょう。チャイルドロックがなければ、ベビーゲートを設けたり、届かない場所に家電を移動しましょう。

つたい歩きの練習方法

つたい歩きは、特に練習の必要はありません。しいて言うなら、つかまり立ちをスムーズにできるようにすることと、膝の屈伸、尻もち、四つん這いなど、転んだときの対処を上手くできると良いですね。

赤ちゃんがつかまり立ちをした後に、赤ちゃんの足元にお気に入りのおもちゃを置いてあげると、がんばって取ろうとします。

膝を曲げたり、バランスを取りながら手を伸ばす行為によって、つかまり立ちに慣れますし、転んだときの尻もちや四つん這いも上手くなります。

赤ちゃんが転ぶことに慣れてくると、つたい歩きも怖がらずにできるようになるはずです。

つかまり立ちの練習方法は、以下を参考にしてください。

赤ちゃんがつかまり立ちしない…いつからできる?練習方法は?

つたい歩きはとっても楽しい!

赤ちゃんはつたい歩きに慣れることで、「○○したい」という欲求が更に高まります。自分の身体がより自由に動かせますし、行動もスムーズになるため、好奇心旺盛な子はドンドンいたずらが激しくなっていきます。

イライラする…1・2・3歳の子どもがするイタズラ32選

うちはDVDレコーダーを壊されましたし、テレビの液晶にもおもちゃを持って「えいやっ!」と何度も傷を付けられました( ;∀;)

それでも、いたずらをするシーンが可愛くて写真や動画を撮り続けます。もっと対策しておけば良かったと後悔してますけど……。

つたい歩きができると、外に遊びに行ってもこれまでは触れなかった遊具につかまり立ちしたり、滑り台の階段を登ろうとしたり……と楽しくもヒヤヒヤするシーンが増えます。

この時期はとても楽しい時期なので、たくさん思い出に残すことをお忘れなく。もちろん、赤ちゃんに色々挑戦はさせつつも、安全に対する配慮だけはちゃんとしてあげてください。

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