マタニティハイよりうざい…産後ハイの影響と後悔前の予防法

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妊娠中はマタニティハイ、産後は産後ハイ

妊娠中の悪影響を及ぼす症状の1つに、妊娠が嬉しくてハイテンションになってしまう「マタニティハイ」があります。

「嬉しくてハイテンションなら良いことだよね?」……そうなんですが、人の気持ちを考えずに妊娠のハッピー自慢をし過ぎると、色々な弊害が出ます。

元々「うざ……。」という性格の人もたまにいますが、マタニティハイは妊娠による女性ホルモンの分泌で気分が高揚してしまうことが原因の1つです。

女性は、妊娠によってセロトニンやβ-エンドルフィンが大量に分泌されることで、急激に気分が高揚します。セロトニンやβエンドルフィンは脳内で働く神経伝達物質の一種で、人間の精神に大きな影響与えます。

また、妊娠した体を助けるためにエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンも分泌されます。女性ホルモンが大量に分泌されることで、ホルモンバランスが崩れて情緒不安定な状態を作ります。

マタニティハイの原因は?妊娠でハッピーでも友達に与える悪影響

妊娠中のマタニティハイと同じように、出産後にもハイテンションになる女性がいます。これを「産後ハイ」と言います。

マタニティハイも厄介ですが、もしかしたら産後ハイの方が、周囲や自分自身に及ぼす影響は大きいのかもしれません……。

そこで今回は、産後ハイによってどのような影響や問題があるのか、産後ハイをどう防げば良いのかというお話をしたいと思います。

産後ハイとは

産後ハイとは、女性が赤ちゃんを出産したことで気持ちが高揚してしまい、普段の自分よりもハイテンションな状態が継続することを言います。

「出産ハイ」と言ったり、時期によっては「育児ハイ」とも言います。

産後ハイになると、単純にハイテンションなだけではありません。

自分本位の興奮状態に陥ってしまうため、周囲を自分のペースに巻き込んで相手をイライラさせたり、赤ちゃんに対して普通の接し方ができなかったり、育児をがんばり過ぎてしまったりなど、自分自身にも悪影響をおよぼすことがあります。

もちろん、女性に産後ハイが起こるきっかけは出産なのですが、自分の意思と反して気分の高揚を抑えきれない産後ハイの原因は、マタニティハイ同様、女性ホルモンの分泌が影響している可能性があります。

また、マタニティハイで出産に臨んだ妊婦は、そのまま産後ハイに移行してしまうことがあるため注意が必要です。

ママの産後ハイによる影響

マタニティハイの影響でよく言われることは、

・赤ちゃんグッズを買い漁る
・赤ちゃんにお姫様、王子様のような変わった名前をつけてしまう
・人の気持ちを考えずに結婚や妊娠を勧めてしまう
・年賀状やSNSでマタニティフォトを公開したり、やたら妊娠状況を報告する

などがありますが、産後ハイもマタニティハイと似たような症状があります。

産後ハイの影響1.赤ちゃんを王子、姫扱い

男の子を「うちの王子」、女の子を「うちの姫」と呼んでいるママはたまにいますよね。ママは大臣といったところでしょうか。となるとパパは執事かな……。

家庭内だけで冗談で王子・姫と呼ぶぐらいは問題ないのですが、本当に王子様・お姫様のように着飾ったり、そのように扱うことはおかしなことです。

家族の決定事項はすべて旦那さんが我慢して、子どもが中心のチャイルドファーストの家庭は珍しいことではありません……。

産後ハイの影響2.写メを送って妊娠を勧める

やたら赤ちゃんの写メを送ってきて、妊娠を勧めるママがいます。

妊娠を勧めるのはマタニティハイのときもそうですが、出産後は実際に赤ちゃんがいるので勧める圧力はこっちの方が圧倒的に強いです(^_^;)

たしかに赤ちゃんが欲しいと思う女性はたくさんいますが、欲しいからといって簡単に産めるわけではありません。そのため、妊娠を勧められることは本当に迷惑な場合があります。

産後ハイの影響3.幸せオーラ出しまくりでうざい

ママ友同士でお茶をしたときに、「人が変わった!?」というくらい出産前と違うテンションのママがいます。

「わたしはこんな出産をした、病気があって大変だった、でも負けなかった、今は幸せ!」というひとり語りがやたら多くなります。まぁ、楽しいんでしょうね……。

産後ハイの影響4.赤ちゃん以外のことには無関心

赤ちゃんに対しては常にハイテンションなので、反動があるのでしょう。旦那さんや家族に対して急激に関心をなくすママがいます。

また、出産後に復帰しようと考えていた仕事への意欲も失ってしまいます。これでは、ママに対する旦那さんや家族の見方も変わってしまいかねません。

そして、このような夫婦は、産後クライシスが起きやすいため注意が必要です。

なぜ幸せな夫婦に離婚の危機が…産後クライシス7つの原因とは

産後ハイの影響5.夜眠れなくなってしまう

今後の生活や赤ちゃんの将来を考えると、興奮して眠れなくなってしまうママがいます。

そんなときは、ネットで育児生活の体験談を探しまくり、1人でうんうん共感したり、ちょっとでも自分の意見と違うと文句を書き込む毎日……。

とにかく眠らないと育児で疲れた身体が十分に休まりませんし、良い育児はできないんですけどね。

産後ハイの影響6.育児をがんばりすぎて疲れてしまう

赤ちゃんが産まれたことで一念発起して、スタートダッシュからすべてを全力でやろうと考える(ある意味)素晴らしいママも多いですね。

ただし、新生児期の夜中の授乳で大抵息切れします。心掛けはとても良いのですが、産褥期間中は身体を回復するための期間です。徐々にペースを作っていく気持ちでなければ続きません。

産褥期の過ごし方は?機能回復の期間はいつまで?床上げとの違い

産後ハイの影響7.育児をベキ論で考えてしまう

たくさんの育児書で勉強をして、「育児とはこうあるべき!」という持論を固めてしまうママがいます。

子どもの個性を大切にしなかったり、型にはめてしまうと、自分の思い通りの育児ができないことに大きなストレスを感じてしまいます。

産後ハイがひっくり返って育児ノイローゼに

たとえ、ママが産後ハイだとしても、育児を意欲的にこなすきっかけだと思えば、とても良いことだとも言えます。

ところが、産後ハイが行き過ぎて育児ノイローゼになってしまうという落とし穴があります。特に、真面目過ぎるママ、子どもとずっと意思疎通ができると過信しているママは注意が必要です。

育児ノイローゼになりやすいママの特徴・環境とストレスの対処法

育児をベキ論で行なっても子どもは育児書通りには成長しませんし、子どもにたくさんの愛情を注いでも、同じだけ愛情が返ってくることはありません。

そのため、産後ハイが強すぎて周囲への影響が大きいほど、その反動で育児ノイローゼになる可能性があることを認識しておきましょう。

産後ハイにならない3つの予防法

マタニティハイという言葉はみんな知っていても、産後ハイという言葉はそれほど一般的ではありません。特に男性は知らない人が多いでしょうね。

なぜなら、産後は妊娠期と違って、出産後の喪失感に襲われるマタニティブルーや産後うつになるイメージが強いからです。

そのため、ママはハイテンションになっている自覚症状もありませんし、周りの人も被害に合うまでは悪いことだとは思わないかもしれません。

さらに厄介なことに、産後ハイは実際に赤ちゃんが目の前にいるため「この子のため」と言うと全てが正論に聞こえてしまい、周囲が何も言えなくなってしまいます。

でも、産後ハイによって人間関係に影響が出たり、がんばり過ぎて体調を崩してしまったり、反動でストレスが溜まって育児ノイローゼになってしまうと、幸せな気分が台無しです。

産後ハイにならないためには、以下の3つを守ることが大切です。

産後ハイにならない予防法
・子どもにこだわりすぎないこと
・育児を真面目に考え過ぎないこと
・周囲の意見を聞くこと

今妊娠中のママは、気持ちを楽にして、周りの人に頼ることを前提にして、育児ができる環境を作っていくようにしましょう。

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