初節句のお祝い方法は?料理、服装、雛人形・五月人形の片付けなど

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パパよりママの方が思い入れが強い初節句

男の子なら兜や鯉のぼり、女の子なら雛人形などでお祝いするのが節句です。男の子は端午の節句(5月5日)、女の子は桃の節句(3月3日)と決まっています。

ママは端午の節句はあまり馴染みはありませんが、桃の節句は自分も経験していますし、家に飾られた雛人形を誇らしく思ったり、お友だちの家に飾られた雛人形を羨ましく思ったものです。

そのため、「赤ちゃんが生まれたらお雛様や鯉のぼりでお祝いしてあげたいな。」と思うものですが、しっかり用意しようとするとお金がかかる……。

雛人形も兜のセットも鯉のぼりも値段が高いうえにスペースを取るので、どうしても簡易的に行う家庭が多いでしょう。特にアパート・マンション住まいだと難しいですよね。

でも、それで良いんです。たとえ簡易的でも、わたしも含めママの記憶に残っているということは、節句のお祝いが嬉しかったということです。

初節句の実施割合

ベビータウンのアンケート調査によると、今の夫婦が初節句を実施する割合は以下の通りです。

初節句は、子どもが産まれて初めての5月5日、3月3日に行うため、産まれた時期によっては行えません。うちも残念ながら時期が合わず、1歳になってから行いました。そういう意味では、「行なわなかった」の13%に入るのかも。

夫婦だけで行う|27.9%
パパの親と行う|10.9%
ママの親と行う|13.2%
両家の親と行う|23.7%
親以外の親戚も|9.6%
親戚以外の人も|1.4%
行なわなかった|13.3%

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初節句(はつぜっく)とは

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことで、赤ちゃんのお祝い行事の中で最も有名で一般的です。

節句はみなさんご存知の通り、赤ちゃん(子ども)の健やかな成長を感謝し、今後の病気や事故などの厄除けを願うためのお祝い行事です。

初節句は、男の子なら生まれて初めて迎える5月5日の端午の節句に五月人形(武者人形)を飾り、女の子なら3月3日の桃の節句に雛人形を飾って、夫婦が双方の両親などを招いて食事をします。

初節句は、他のお祝い行事と違って日付が決まっています。そのため、赤ちゃんが生まれてすぐに端午の節句・桃の節句を迎えることもあります。

その場合は、無理をせず1歳を過ぎてから、男の子・女の子それぞれの初節句のお祝いをしてあげると良いでしょう。

初節句のお祝い方法

端午の節句も桃の節句も、特にお祝いの方法に決まりはありません。帯祝いやお宮参りのように神社に行くわけではありませんし、お七夜やお食い初めのように、何か形式的なことをするわけでもありません。

雛人形や五月人形も豪華なものを揃える必要はないので、家庭に合った簡易的なものを用意して、初節句をいっしょに喜びましょう。

桃の節句の雛人形と料理など

桃の節句の雛人形は、ママの実家で揃えるのが習わしですが、正式に決まっているわけではありません。

昔はお嫁さんが旦那さんの家に嫁いでいましたが、親が嫁いだ娘や産まれた孫の様子を見に行く理由として、雛人形を用意して出向いたことの名残です。

雛人形以外は桃の花を飾り、菱餅、ひなあられ、白酒をお供えします。

祝い膳には、ちらし寿司と蛤(はまぐり)のお吸い物を用意します。その他、手巻き寿司、赤飯、尾頭付きの鯛、お刺身、たけのこ料理なども良いですね。特に決まりはないのですが、ちらし寿司のイメージは強いかもしれません。

端午の節句の五月人形と料理など

端午の節句の五月人形も雛人形と同様、ママの実家で揃えるのが昔から一般的なのですが、その習わしの理由は桃の節句と同じです。

五月人形の他に鯉のぼりを立てる場合がありますが、これは一軒家で余裕のあるお宅のみですね。五月人形以外は、ちまきと柏餅をお供えします。

祝い膳は桃の節句と同じく、特に決まりはありません。手巻き寿司、ちらし寿司など、桃の節句と同じような料理を用意すれば良いでしょう。

桃の節句・端午の節句で外食する場合

個人的には、外食よりもお家で赤ちゃんと遊びながら、ゆっくり過ごした方が良いと思いますが、「お祝い行事の食事は全て外で。」という家庭もあると思います。

もし、両親を招いて外食をするなら、割烹やホテルが多いですね。昼間の場合、大人1人あたりの相場は3,000円-5,000円、夜は5,000円-10,000円を目安にしましょう。

初節句の服装

男の子も女の子も、初節句だからと言って昔のように特別な衣装が必要なわけではありません。余裕があって、思い出を残したい人だけ衣装にこだわってください。

桃の節句の衣装

女の子の正式な衣装は、着物を着て、その上に丈の短い被布という羽織モノをまといます。ただし、初節句はまだ0歳です。そのため、ロンパースの上に被布をまとって、簡易的な服装でも良いでしょう。

被布の値段はピンきりですが、購入すると5,000円-2万円前後ほどです。

もう1度言いますが、まだ0歳です。購入して思い出にしても良いですが、どうせ1-2回しか着ないのでおすすめはしません。ただ、これくらいの値段なら思い出に購入しても良い……のかな。

端午の節句の衣装

男の子の正式な衣装は、紋付袴の上に陣羽織を羽織ります。

陣羽織の値段もピンきりです。こちらは五月人形を購入したときにセットでつくことがあるため、それを着用しても良いでしょう。女の子同様、わざわざ紋付袴を着る必要はなく、ロンパースの上に陣羽織をまとって簡易的で良いと思います。

初節句の両親の服装

夫婦だけなら普段の服装で良いと思いますが、両家の親や親戚を呼んで初節句をお祝いする場合は、服装に気を使うことがありますよね。

基本的に男性はスーツかジャケパンスタイルで、女性もシックなスマートカジュアルで良いと思います。主役は子どもなので、あくまでも小奇麗であればOKです。

桃の節句・端午の節句の片付け

桃の節句・端午の節句は、どちらも2週間前から飾り付けをして、お祝いをしたら次の日以降に片付けを行います。

雛人形は3月中の天気が良い乾燥した日に片付けるようにしましょう。雛人形は絹の使用量が多いため、湿気を避けなければいけません。雛人形が乾いている状態で桐箱に片付けをし、防虫防カビ剤をも入れておきましょう。

よく、片付けが遅れると婚期が遅れると言いますが、昔のひな祭りは旧暦で行っていました。つまり、今で言うと3月下旬から4月中旬ごろです。

というわけで、少々遅れたとしてもあまり気にする必要はありませんが、だらしなく片付けしない人はその遺伝子を受け継いでいるので……やっぱり婚期が遅れるのかも……(^_^;)

五月人形も、同じく天気が良い乾燥した日に片付けるようにしましょう。五月人形の片付けは雛人形の片付け時期と違い、すぐに梅雨がやってきます。

大事なものなので、なるべく5月の中ごろなど早い時期に片付けた方が良いですね。

初節句のお祝いの贈り方とお返しの仕方

初節句のお祝い

初節句の雛人形や五月人形は、ママの実家が用意することが多いため、お祝いとお祝い返しは基本的に両家で行うものだと考えてください。

最近は両家の親が連絡を取り合って分担するケースも多いのですが、目の前にある雛人形や五月人形をどちらが用意したものかは、今後のお姑さんとのお付き合いのために知っておきましょう。

また、節句にちなんだ人形やおもちゃなどをお祝いに頂いたり、現金を頂くこともあります。

反対に、お友だちの初節句をお祝いするために現金を用意する場合もあります。その際の金額の目安は5000円-1万円程度です。

お祝い袋は、一般的な紅白の蝶結び、のし紙も紅白の蝶結びです。表書きは上の段に「御祝」、または「初節句御祝」と書き、下の段に贈り主の苗字を書きます。

初節句のお返し

初節句のお祝い返しは、初節句のお祝いの席に招待するかお菓子などを送ります。お祝い返しの金額の目安は、いただいたお祝いの3分の1から2分の1です。

のし紙は紅白の蝶結びを使い、上の段に「内祝」、下の段に子どもの名前を書きます。お返しのルールは、どのようなお祝い事の場合もほぼ同じですね。

物をもらったり、現金をもらってしまってどうすれば良いかわからない場合は、以下のルールに従ってください。

何に対してお返しをするのか、内祝いをするのかを覚えることが面倒な人は、

・何かいただいたらお返しをする
・お祝い返しには3分の1から2分の1
・見返りを期待せずに食事会などに招く
・リーズナブルな品物にはお菓子を返す
・ちょっとしたお祝いは3,000-5,000円
・関係が深い人にはお礼状も出す

最低限このようなルールを決めておけば基本的に問題ないはずです。

内祝いとお祝い返しの違いとは?金額・のし・水引など基本マナー

初節句は思い出に残りやすい

初節句は、夫婦よりも両家の親(特に母親)の方が圧倒的に気合が入ってますよね。

うちの場合もわたしの母が気合いが入っていて、豪華な雛人形、豪華な兜飾りを買ってくれました。夫はその分プレッシャーが……と言ってましたが(^_^;)

もちろん、子どもたちにとって雛人形や兜飾りは残るものなので、丁寧に扱っていますしありがたい限りですが、実の親でも高価なものをもらうと申し訳なく思います。

お食い初めや初誕生と同じように、端午の節句、桃の節句は地域によってお祝いの仕方やルールが全然違うそうです。

特に女の子にとって、大切な桃の節句とお雛様に関する「地方独特のあるある話」は、大きくなってからお友だちと話すと盛り上がりしますよね。

それもこれも、日本に初節句のお祝いをする文化が根付いているお陰なんだと思います。

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