ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシート・兼用シートの違い

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チャイルドシートには種類がある

赤ちゃんから6歳未満の乳幼児を車に乗せる場合は、運転者にチャイルドシートの着用義務が発生します。

もちろん、チャイルドシートは法律で定められた義務だからではなく、もしものときに赤ちゃんや子どもの命を守るために必ず取り付けなければ行けないものです。

では、どのようなチャイルドシートを選べば良いのでしょうか。ざっと調べてみると、様々なメーカーが毎年新しいチャイルドシートのモデルを市場に出しており、数百種類ほどありそうです……。

しかも、値段も5,000円から5-6万円以上のものまであるため、何を選んで良いかわかりません。

たしかにチャイルドシートは、機能や新旧のモデルによって値段が違いますが、そもそも年齢や体重などに合わせて使うための種類が存在します。

この種類を押さえておかなければ、せっかくチャイルドシートを使っていても、赤ちゃんをより危険な目に合わせてしまうかもしれません。

そこで今回は、チャイルドシートの種類であるベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートの違いについてお話したいと思います。

チャイルドシートとは

チャイルドシートとは、身長140cm以上というシートベルトの基準に満たず、シートベルトを正しく着用できない乳幼児の安全を守るために身体を座席に固定するための補助シートのことです。

日本では、2000年4月の道路交通法改正によって、運転者が6歳未満の乳幼児を車に乗せる際はチャイルドシートの使用が義務付けられています。

もし、チャイルドシートの着用義務違反を犯した場合は、運転者に違反点数が1点加算されます。

チャイルドシートは乳幼児の体重によってベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの3種類に分かれており、それぞれ年齢の目安と使い方が決められています。

では、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの特徴と利用方法に付いて見ていきましょう。

チャイルドシートの着用義務や着用義務の免除要件などは、以下を参考にしてください。

チャイルドシートはいつからいつまで?着用義務と法律違反の罰則

新生児・乳児用のベビーシートとは

新生児・乳児用のベビーシートとは、新生児からおよそ1歳ごろまでの乳児が使うチャイルドシートのことです。

使用年齢目安|新生児から1歳ごろ
使用体重目安|13kg未満
使用身長目安|70cm以下

新生児は首すわりがまだのため、背もたれの角度が緩やかになっており、赤ちゃんを寝かせて使うタイプが一般的です。

ベビーシートを取り付ける向きは、車の進行方向に対して後ろ向きに使用する「シートタイプ」と、横向きに使用する「ベッドタイプ」に分かれています。

また、ベビーシート自体が軽量のため、種類によっては簡易的なベビーキャリーとして使用できるタイプもあります。

ベビーシートの特徴

ベビーシートは、45度の傾斜がついて身体を包み込む形をしていることで、衝突などの衝撃を背中で分散させる役割と赤ちゃんが苦しくない空間を作る役割を持っています。

取り付ける車のシートによっては45度以下になる場合もあるため、クッションなどを使って赤ちゃんの腰を少し上げるか、ベビーシート自体を上げる必要があります(付属クッションがある場合も)。

1歳近くになると赤ちゃんの身体が大きくなるため、ベビーシートがどうしても狭く感じられます。注意点は、衣服で口元を塞いでしまわないよう、特に冬場は車内が暖かくなったら、首周りをすっきりさせる工夫も必要です。

幼児用のチャイルドシートとは

幼児用のチャイルドシートとは、生後9-10か月から4歳ごろまでの幼児が使うチャイルドシートのことです。

使用年齢目安|生後9-10か月から4歳ごろ
使用体重目安|9kg-18kg未満
使用身長目安|65cm-100cm以下

1歳近くになると子どもの首や腰がしっかりするため、背もたれが高く角度もある程度つけられています。リクライニングするタイプもあるため、ゆったりとひとり座りが可能です。

幼児用のチャイルドシートから、ようやく子どもを進行方向に向けてセットできる「シートタイプ」になるため、ママも振り返れば子どもの顔を見ることができるようになります。

チャイルドシートの特徴

4歳までの幼児専用のチャイルドシートは、多くが5点式ハーネスがついたものです。5点式ハーネスとは、両肩、腰の両サイド、股の間から固定するベルトのことで、大きくなった子どもの身体をしっかりと固定する役割を果たしています。

子どもはチャイルドシートを嫌がるものですが、この時期の子どもは自由に身体を動かせるようになるため、力づくでチャイルドシートから抜けようとします。

初めは泣きわめきながら必死に抜けようとしていた子どもも、慣れてくると静かに脱出していることがあるので厄介です……(^_^;)

子どもが脱出しないためには、肩部分のハーネスに空間ができないように子どもを座らせてから、ベルトに緩みがないように調整しなければいけません。

学童用のジュニアシートとは

学童用のジュニアシートとは、4歳以上の子どもが使うチャイルドシートのことです。

使用年齢目安|4歳から6-10歳まで
使用体重目安|15kg-36kg未満
使用身長目安|140cm未満

ジュニアシートにはベルトがありません。ジュニアシートはシートに子どもを固定するのではなく、車のシートベルトを直接使うために座高を高くすることを目的としています。

また、座高を高くすることが目的のため、背もたれ付きと背もたれなしのタイプに分かれています。

ジュニアシートの特徴

ジュニアシートの背もたれは、取り外しが可能なタイプがあります。6歳前後までは背もたれがあるタイプを使い、それ以降は背もたれを外して身体の大きさに対応するなど、使いやすい方法を取りましょう。

また、道交法ではチャイルドシートの着用義務は6歳未満となっていますが、6歳はほぼ全ての子どもが140cm未満です。そのため、子どもの安全を確保するためにも、子どもの身長が140cmほど(4年生の平均身長)になるまでは、ジュニアシートを使うようにしてください。

兼用チャイルドシートとは

「ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートを買い換えるとお金がかかる……。でも、子どもを守るためだし仕方ないか……。」と諦めないでください。

最近は新生児から使える兼用チャイルドシートが多く、4歳前後からはジュニアシートに替えられます(ジュニアシートも兼用がある)。

兼用チャイルドシートとは、新生児から4歳まで、4歳から11歳まで、新生児から6歳までなどメーカー設計によってベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートを兼用できるチャイルドシートのことです。

兼用チャイルドシートに特に決まりはありませんが、以下のタイプをよく目にするため、年齢と体重を合わせて探してみましょう。

乳児・幼児兼用シート

使用年齢目安|新生児から4歳くらいまで
使用体重目安|18kg未満

シートに取り付けた後は、新生児から1歳未満は回転させて後ろ向きで使用し、1歳以降は前向きで使用するタイプです。

幼児・学童兼用シート

使用年齢目安|1歳から6歳まで、11歳までなど
使用体重目安|9kg-36kg未満

体重9kg以上でひとり座りできる子が主に使いますが、体重18kg以上の子が使う場合は背もたれ部分を外して使用するタイプです。

乳児・幼児・学童兼用シート

使用年齢目安|新生児から10歳前後まで
使用体重目安|36kg未満

シート全体がリクライニングしたり、いらないパーツを取り外すことができるため、新生児から10歳前後の子どもまで10年ほど使うことができるタイプです。

ニーズに合わせてチャイルドシートを選ぼう

ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの値段はピンキリですが、決して安いものではありません。

特に、チャイルドシートは普段車を使っておらず、たまに家族でレンタカーを使う家庭でも必要な物ですし、子どもの安全のためにはあまり古いタイプを使うことは躊躇しますよね。

わたしは、コンビの乳児・幼児兼用シートを4歳違いの息子と娘が使いまわしたのち、2人それぞれにジュニアシートを購入したため、およそ6万円ほどの出費でしたが、子どもが年子だともっとお金がかかります。

乳児・幼児兼用シート|40,000円
ジュニアシート|10,000円
ジュニアシート|10,000円

合計|60,000円

車を普段使いしている家庭であれば仕方がないと考えるしかないのですが、ほとんど使わない家庭であれば、チャイルドシートをDMMなどでレンタルする方法もあります。

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チャイルドシートは子どもがある程度大きくなっても使うものですし、高価なものなので、しっかりと家族で話し合って購入するか、レンタルするかを決めてください。

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