後陣痛を和らげる方法は?経産婦・帝王切開後の痛みはいつまで?

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出産後にも陣痛のような痛み…

わたしは帝王切開なので前駆陣痛(偽陣痛)の経験はありますが、分娩時の痛みがわかりません。

本陣痛から出産までは、痛みのあまり何も考えられない妊婦もいると聞きます。「とにかく早く出産したい!」「痛いから早く終わって!もう出てきて!」

……と、ようやく辛い出産が終わり、赤ちゃんをひと目見たときに全てが報われ、様々な感情が湧いてくるのですが(これは帝王切開も同じ)、そんな感情に浸る間もなく新たな痛みが起こります。

それが「後陣痛(こうじんつう)」です。後陣痛は人によって痛みの強さが違います。中には陣痛よりも全然痛い!という女性もいるそう。

そんなお話をすると、「陣痛と出産の痛みが怖いのに、出産してもまだ痛いのが続くの……?」と戦々恐々とする妊婦もいるでしょう。

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・陣痛より痛かった|6.6%
・陣痛と同じくらい痛かった|8.9%
・陣痛ほどではないが痛かった|40.1%
・あまり痛みを感じなかった|33.2%
・あまり覚えていない|11.2%

引用|後陣痛|プレママタウン

プレママタウンのアンケート調査結果によると、たしかに強い痛みを感じる人はいますが、陣痛と同じ、また陣痛より痛かったという人は全体の15%強で、反対にあまり痛みを感じなかった人、覚えていない人は44%強もいます。

もちろん、陣痛の痛みも人によって様々なので、痛みの基準を明確にすることは難しいでしょう。

それでも痛いのはイヤ……という人のために、今回は出産後に後陣痛が起きる期間、また、後陣痛を和らげる方法についてお話したいと思います。

後陣痛(こうじんつう)とは

後陣痛とは、出産後に子宮が急激に収縮することで、陣痛のように下腹部に痛みが起こります。出産直後に子宮が収縮し、胎盤などを娩出する後産とは異なります。後陣痛は、後腹(あとばら)とも言われます。

妊娠で大きくなった子宮は、出産後2時間で急激にへそ下まで収縮して出血を止める助けをすると、その後12時間でへそのあたりまで一旦拡大し、それから、また徐々に小さくなり6-8週間かけて妊娠前の大きさに戻ります(子宮復古)。

参考|後陣痛 | 看護用語辞典 ナースpedia※リンク切れ

後陣痛は、大きくなった子宮が急激に収縮して起こる痛みなので、子宮が大きくなるほど痛みが増す傾向があります。そのため、巨大児や過期産児、双子を出産すると、後陣痛が起こりやすいと言います。

後陣痛が陣痛並みの痛みだったという女性は、ご飯が食べられない、常にうんうん唸る、眠れない……というほど痛いため、赤ちゃんのお世話もままなりません。

後陣痛が起こるとしても、期間が短い方が良いな……。後陣痛は一体いつまで続くんだろう……。

後陣痛はいつまで続く?

出産後は後陣痛を和らげるために、医師の判断で鎮痛剤を投与することがありますが、もちろん後陣痛の強さや鎮痛剤の効きには個人差があります。

前述したプレママタウンのアンケートでは、後陣痛の痛みがあった人を対象に後陣痛の期間を調査しています。

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・出産後1日だけ|38.2%
・出産後2日間|23.6%
・出産後3日間|20.9%
・出産後4日間|6.9%
・出産後5日間|4.8%
・出産後6日間|2.1%
・出産後1週間以上続いた|3.6%

引用|後陣痛|プレママタウン

アンケート結果を見ると、後陣痛は出産後1日で治まる人が4割近くもいます。また、出産後4日程度で9割近くの人が後陣痛が治まりますが、1週間以上続く人も3.6%いるため、やっぱり怖いですね。

まれに産褥期の間(産後6-8週)、ずっと後陣痛の痛みが続く人もいるようです……。

帝王切開後の後陣痛の痛みや期間は?

基本的に経腟分娩であろうが、帝王切開であろうが、必ず子宮の収縮は起こるため後陣痛はあると思ってください。帝王切開で、特に後陣痛の痛みや期間が変わるわけではありません。

ただし、わたしもそうでしたが、帝王切開の場合は後陣痛とともに帝王切開の傷口が痛みます。と言うよりも、正直どちらが痛いのかわかりません。

経産婦の後陣痛の痛みや期間は?

一般的には初産婦よりも、経産婦の方が後陣痛の痛みは強くなると言います。

出産後の子宮の収縮・拡大は、初産婦よりも経産婦の方がスムーズです。そのため、急激な子宮収縮による後陣痛の痛みは、1人目よりも、2人目、3人目の出産後の方が強い傾向があります。

ただし、子宮の収縮・拡大がスムーズな分、後陣痛が起こる期間は短くなるようです。

後陣痛の痛みを和らげる方法

出産後の入院期間中は鎮痛剤が効いていたり、医師に痛みを訴えられるため心配する必要はないのですが、前述のアンケート結果を見る限り、退院後もおよそ10%弱の人が後陣痛の痛みが続くことがわかります。

では、そんな後陣痛の痛みをなるべく和らげるためにはどうすれば良いのでしょうか。

後陣痛を和らげる方法1.体を温めて血行を良くする

後陣痛は、身体を温めて血行を良くすると痛みが和らぐ場合があります。衣服の調整だけでなく、下腹部を温めて子宮の周囲の血行を良くしてください。

産後は女性ホルモンの関係から、以前よりも暑さを感じ汗をかくことがあります(産褥期多汗)が、冷たいものを飲みすぎるとお腹が冷えて血行が悪くなります。

そのため、夏場に部屋の温度を涼しくする場合も、子宮周辺を温めつつ温かい飲み物を飲んで後陣痛の痛みを和らげましょう。

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後陣痛を和らげる方法2.緊張せずリラックスする

ストレスや緊張を感じて筋肉が強張ると痛みを感じやすいため、身体をゆったり楽にして過ごしましょう。なるべく横になり、静かな音楽をかけると心が落ち着きます。

特に、産後1-2週間程度は何も考えずに身体を休めた方が良いため、家事や育児は家族の力を借りて無理をしないようにしましょう。

後陣痛を和らげる方法3.子宮を圧迫する

横になってリラックスをしても後陣痛が重い場合は、うつぶせに寝て下腹部を圧迫してください。患部周辺の触感が増えることで痛みが和らぎます。

また、ソファなどに腰掛けているときも、クッションやタオルなどを抱えて下腹部を適度に圧迫しながら過ごすと痛みが和らぐ場合があります。

後陣痛を和らげる方法4.マッサージをする

こちらも患部を触ることで後陣痛を和らげる方法です。下腹部を撫でたり、軽く揉んだりすることで痛みが和らぎます。

また、産後の腰痛も起こるため、うつぶせになって軽くマッサージをしてもらっても良いですね。

後陣痛を和らげる方法5.授乳を控える

子宮の収縮を促すプロラクチンは、母乳の出を促進する女性ホルモンでもあります。また、授乳をすることでさらにプロラクチンが分泌されます。

そのため、初乳の授乳が終わっても後陣痛が重い場合は、ミルク授乳を交えて一時的にプロラクチンの分泌を抑えても良いでしょう。

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後陣痛を和らげる方法6.痛み止めを処方してもらう

退院後も後陣痛が辛い場合は、出産した病院で痛み止めを処方してもらいましょう。市販の痛み止めは、母乳育児に適さない成分が入っている場合があるため、病院の処方薬にしましょう。

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後陣痛を和らげる方法7.他の病気の可能性を疑う

あまりに後陣痛が重くて普段の生活に支障が出る場合は、すぐに医師に相談してください。「産褥熱の何らかの症状」「卵管炎、卵巣炎などの子宮付属器炎」「虫垂炎」などの病気が発見されることもあります。

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後陣痛は我慢しすぎない

通常の陣痛に比べて後陣痛の方が軽かったとしても、耐えられるか耐えられないかという話とは別です。

なぜなら、通常の陣痛は痛くてもこれから出産が待っている!という希望がありますが、後陣痛の方はただ痛いだけなので……。

もちろん、子宮が収縮することは良いことですし、子宮が収縮するように身体中で作用があることも良いことです。授乳によってプロラクチンが分泌されることも、のどが乾いて水分を摂ることで頻尿気味になることも、全ては子宮を早く回復するために必要です。

そのため、後陣痛が起こっているということは、また妊娠できる身体に戻っている証拠だと良い方に考えるようにしましょう。

それでも、やっぱり痛みがあると気持ちは沈んでしまいます。気持ちが沈むと、マタニティブルーや産後うつになる可能性もあるため、我慢をせずに医師に頼ることが大切です。

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