おむつはずしは時期が重要!お兄さんパンツ成功の方法は?

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子どものおむつはずし(おむつはずれ)とは

おむつはずしとは、子どもが昼間におむつの代わりにお兄さんパンツ・お姉さんパンツを履けるようにトレーニングすることで、「パンツトレーニング」とも言われます。

おむつはずしは、トイレトレーニングに慣れてきた子が行わないと大惨事になります。そのため、トイレトレーニングを開始して少ししたら、おむつはずしの時期を意識するようにしましょう。

子どものトイレ事情には、トイレトレーニング・おむつはずし・おねしょ卒業という3つのハードルがあり、イメージとしては以下の流れで行います。

トイレトレーニング・おむつはずし・おねしょ卒業の流れ
2歳-3歳の春夏にトイレトレーニングを始める

少ししたら並行でおむつはずしを開始

昼間のパンツに慣れてきたら、おねしょ卒業の開始

おねしょ卒業(*˘︶˘*).。.:*♡

トイレトレーニング・おむつはずし・おねしょ卒業はある程度並行で行い、少しずつトイレの使い方やパンツの履き方を子どもに覚えさせていきます。

では、おむつはずしを始める具体的な時期はどう決めれば良いのでしょうか。また、おむつはずしをスムーズに行う方法はあるのでしょうか。

今回は、子どものおむつはずしの開始時期とおむつはずしが成功する方法・コツについてお話したいと思います。

ママが早くおむつをはずしたい理由

おむつはずしを行う時期は、おむつをはずしたい理由にもよります。なぜママは、早くおむつをはずしたいのでしょう。

はずしたい理由1.おむつ代がかかるから

毎日使う紙おむつの費用は、切実な問題です。紙おむつの使用枚数をざっくり計算すると、2歳までで約6,000枚、3歳までで約7,000-8,000枚、4歳までで9,000-10,000枚ほどになります。

紙おむつと布おむつ徹底比較!使用枚数、費用、メリットデメリット

はずしたい理由2.おむつは手間がかかるから

子どもがお兄さんパンツ・お姉さんパンツを自分で履いて、お漏らししないでトイレでおしっこやうんちができれば、ママの手間は大分軽減されますね。また、お出かけ時の荷物も減ります。

はずしたい理由3.保育園・幼稚園に迷惑をかけるから

「入園までにおむつをはずさないと迷惑が……。」と心配するママがいますが、5-6歳でもお漏らしはしますし、おむつの子もいます。

そのため、わたしたち保育士は個人的にはあまり気にしません。ただ、子どもといっしょに前向きに頑張ってくれることは、やはりありがたいことです。

はずしたい理由4.成長を心配するから

お友だちと比べておむつはずしが遅いと、「うちの子成長遅いかも……?」とママが心配になりますね。

ただ、そろそろ子どもの成長に差があることはわかっていると思うので、割り切って考えないとストレスばかり溜まってしまいます。

はずしたい理由5.何となく恥ずかしいから

「もうお兄ちゃんなのに……。」と、おむつがはずれないことを恥ずかしいと考えるママもいます。

病気以外の理由で小学生になっておむつをしていたら、その子は恥ずかしい体験をすると思います。ただ、それはその子が体験することで、ママが恥ずかしがることではありません。

おむつはずしはいつから?

おむつはずしの時期は、子どもの意識や環境が関係するため一概には言えませんが、目安はトイレトレーニングと同じ2歳-3歳の春夏ごろです。

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ただし、生まれ月によってタイミングが合う子・合わない子はいます。たとえば、4・5・6・7月ごろに生まれた子は、3歳になってからでも園が始まる4月までに時間の余裕を持って取り組めます。

反対に、1・2・3月生まれの子が3歳になるタイミングで始めると、すぐに集団生活が始まります。そのため、早生まれの子は2歳の春夏からが良いのですが、年齢的におむつはずしに時間がかかる可能性があります。

とは言え、昼のおむつはずしの開始時期は、子どもの年齢だけで決めるものではありません。

おむつはずし開始時期の見極め

おむつはずし開始時期の目安は2歳-3歳の春夏ごろなのですが、たとえ春夏ではなくても、子どもの成長を考慮しておむつはずし時期を見極めるようにしましょう。

おむつはずし開始時期1.ママが子どもの成長を感じたとき

昼のおむつはずしを開始するタイミングの1つは、ママが子どもの成長を感じたときです。

・「ママ、おしっこ出た」が言えるようになる
・決まった時間にトイレに座れるようになる
・出る出ない関係なく「おしっこ出る」と言えるようになる
・尿意を感じて自分の意思でトイレに行ける
・「うんち出そう」が言えるようになる
・便意を感じて、自分の意志でトイレに行ける

これらの子どもの成長がおむつはずしのタイミングですが、子どもの意思も大切です。もしママがおむつはずしをしようとしても、子どもが嫌がったら無理強いはできません。

おむつはずし開始時期2.おむつでおしっこを気にしだしたとき

もし、おむつでおしっこやうんちをしたときに子どもが違和感を感じていたら、おむつはずしのきっかけになります。

「おむつにおしっこしたら気持ち悪いねぇ。お兄さんパンツ履いて、トイレでおしっこできるようにしようね。」と促して、トイレトレーニングとおむつはずしを並行で行いましょう。

おむつはずし開始時期3.昼のおしっこ間隔が2時間以上になったとき

昼間の抗利尿ホルモン分泌が適量になり、膀胱容量が大きくなり、自律神経のバランスが良くなると、子どものおしっこ間隔は長くなります。

おしっこをある程度我慢できるようになると、子どももおしっこが出る感覚がわかりやすくなります。そこで、おむつはずしに取り掛かりましょう。ただしパンツを履かせたら、失敗は覚悟してください。

抗利尿ホルモン、膀胱容量、自律神経の成長はおねしょにも関係する大切なキーワードです。詳しくは以下を参考にしてください。

おねしょ卒業は何歳?4-5歳までに焦らず治す方法・対処法

おむつはずし開始時期4.朝おむつが濡れてなかったとき

おむつはずしを始めていないのに、朝起きておむつが濡れていなかったら、その子の成長はとても早いですね。夜間の抗利尿ホルモンが分泌され、自律神経が上手く働いて蓄尿コントロールができるようになってきています。

良いタイミングなので、おもいっきり子どもを褒めて、昼のおむつはずしに挑戦しましょう。

昼のおむつはずしのコツと注意点

昼のおむつはずしをスムーズに行うために、ママにはいくつか注意点があります。

おむつはずしのコツ1.パンツを嫌がる理由がある

おむつはずしを嫌がる子には、以下の原因が考えられます。

1.パンツを履くことに違和感を感じる
2.パンツでのお漏らしに違和感を感じる
3.極度のイヤイヤ期

パンツを履くことを嫌がる子は、とにかく「かっこいい!」「かわいい!」と褒め倒しましょう。

それでもダメなら、子どもをその気にさせるために、「今日はかっこいいお兄さんパンツ(かわいいお姉さんパンツ)履こっか!」と促して、キャラクターパンツを用意しましょう。

また、パンツでお漏らしをするとストレスを感じる子がいます。そこでママが叱ったり、嫌な顔をすると、子どもはさらにパンツを履けなくなります。平常心で「大丈夫だよ。次頑張ろうね。」と子どもを安心させてあげてください。

極度のイヤイヤ期は仕方ありません……。イヤイヤ期の子どもは気分次第なので、パンツを履いたらラッキーくらいに考え、トイレトレーニングは怠らないようにしましょう。

魔の2歳はいつまで続く…子どものイヤイヤ期がある理由

おむつはずしのコツ2.叱らない・嫌な顔をしない・笑わない

お兄さんパンツ・お姉さんパンツを履いて失敗をしても、ママは絶対に叱らない・嫌な顔をしない・笑わないことが鉄則です。

子どもがパンツを履くことは未知のチャレンジです。おむつはずしが進まなくても、パンツやカーペットを汚しても、ママがイライラする以上に、子どもは悲しさや申し訳無さを感じています。

特に、「笑い飛ばす」ことを良いと思っているママもいますが、子どもの性格によっては傷つく場合もあるので注意しましょう。

おむつはずしのコツ3.過剰な声かけはしない

お漏らしで床を汚されたくない思いから、「おしっこ出そう?」「トイレ行こう!」と過剰に声かけするママがいますが、それは子どもにとってプレッシャーになります。

起床後、昼食前、外出前、帰宅後、夕食前、就寝前のトイレ確認は習慣にして、それ以外のタイミングはなるべく子どもに任せましょう。ある程度のお漏らしは覚悟のうえです。

それでも心配な時は、「ママおしっこしたくなっちゃった。ついてきて。」といっしょにトイレに行き、ママのおしっこ後に「◯ちゃんも、どうぞ。」とトイレに座らせましょう。

おむつはずしのコツ4.裸のトレーニングはパンツが遅れるかも

夏に裸でトイレトレーニングするとおむつはずしが早いという話があります。おむつなし育児という方法の一端ですね。

たしかに、裸の方がトイレに座るまでの時間が短いですし、尿意を自覚しやすいため、トイレトレーニングの期間は短いかもしれませんが、おむつはずしは遅くなる可能性があります。

たとえ、裸でもパンツを履いていても、漏らせば同じです。おむつはずしをスムーズに行いたいなら、パンツを履いた状態で尿意を理解させる方が良いと思います。

パンツを履いてないと漏らさないのに、パンツを履くと漏らすという変な癖がついてしまう可能性もあります。

おむつはずしのコツ5.キャラ物パンツは失敗を覚悟する

ママが子どもの興味を惹こうとしてアンパンマンパンツやキティちゃんパンツなどで釣ってしまうと、漏らしてでも履きたがる子もいます。

キャラ物パンツは子どもの興味を惹く効果が高いのですが、子どもがおむつはずしに少し慣れてからの方が良いかもしれません。

早く始めても早くおむつがはずれるとは限らない

1歳からおむつはずしに取り組む気合が入ったママがいますが、子どもには成長速度の違いがあります。早くおむつはずしに挑戦しても、早く完了するわけではありません。

たとえ3歳を過ぎていても、子どもの成長に応じたタイミングで始める方がママの負担も少なくなると思います。

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引用|おむつはずれの悩み|ベビータウン

ベビータウンが行なった「おむつはずれの悩み」のアンケート結果によると、2歳までにおむつがはずれて欲しいママの割合が17.4%、2歳6か月までが20.6%、3歳までが44.0%となっており、合わせて78%のママが3歳までに子どものおむつはずしを望んでいます。

ところが実際は、3歳までにおむつはずしができる子は47%ほどで、希望年齢と比べて達成率は6割程度です。

2歳や2歳6か月でおむつがはずれて欲しいと考えるママは、当然それ以前からおむつはずしに挑戦しますが、アンケート結果的におむつはずしに半年-1年ほどかかっていると予想できます。

子どもの成長に合わせたおむつはずしを

前述した通り、ママにはママなりの「早くおむつをはずしたい理由」がありますし、日々のお漏らしの処理でイライラする気持ちもわかります。

ただ、どれだけ早くおむつをはずしたいと思っても、子どもの心身の成長が伴わなければ、なかなかおむつはずしは完了しません。

そのため、ママが焦って早い年齢からおむつはずしを始めて余計に時間がかかるよりは、子どもの成長を見極めてタイミング良くおむつはずしを誘導することが大切です。

トイレトレーニングで尿意や便意を感じて「おしっこ出る!」「うんち出る!」と言えるようになれば、大惨事も徐々に減っていくでしょう。

たまに、3-4歳児の保護者ママに「うちの子まだおむつがはずれないんです~。」という相談を受けます。園でも子どものトイレのお手伝いはしますが、全員に一律の指導はできません。

おむつはずしを成功させるためには、やはりそれぞれの家庭でママが子どもを褒めて、喜ばせて、

「ママー!おしっこでたー ( ・´ー・`)ドヤー」
「ママー!ぱんつよごれてないー ( ・´ー・`)ドヤー」

という体験を多くしていくしかありません。子どもは誰よりもママに褒めてもらうのが一番嬉しいんですから。

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